Title: | 米国スマートグリッドと通信業者の戦略 |
Updated: | 2010/01/20 |
Category: | 市場環境分野 |
Areas: | 米国 |
米国スマートグリッドと通信業者の戦略
「スマートグリッド」は日米両方において、環境分野でもっとも注目される新語となっている。特に米国エネルギー省が総額約34億ドルに上る助成金をスマートグリッドのベンチャー企業・研究機関・プロジェクトなどを対象に交付することを発表したため一躍、スマートグリッドが概念のみでなく現実に予算のついたプロジェクトとして注目が高まっている。
スマートグリッドは、「電力・通信およびIT業界の融合部分」といわれ、環境ビジネスのセグメントの中で、スマートグリッドがICT業界にとって接点・ビジネスチャンスが最も大きい分野ともいえる。特に米国では、スマートグリッドという新分野に、米国が強みを持ったICTの頭脳をつぎ込もうという意識がみられる。