Title: | サブスクビジネスの潮流変化2024 〜変化を捉えてサブスクで稼ぐ ①モノのサブスクの変化 |
Updated: | 2024/02/16 |
Category: | 市場分析 |
Areas: | 日本 |
サブスクビジネスの潮流変化2024 〜変化を捉えてサブスクで稼ぐ ①モノのサブスクの変化
3つのレポートに分けて、コンシューマー向けサブスクサービスの潮流変化を明らかにしつつ、サブスクビジネスのヒントを探る。
▶パート①「モノのサブスクの変化」
▶パート②「コトのサブスクの変化」
▶パート③「モノ・コトサブスク共通の変化」
パート①は「モノのサブスクの変化」だ。3つの潮流をピックアップし、そこからポイントを抽出した。
1 「モノのサブスクへの追い風、企業のサステナビリティ志向」
個人の価値観変化に加えて、企業のサステナビリティ志向がモノのサブスクを後押しし始めた。大企業によるサービスも増えている。一方で、モノを扱うため、デジタルコンテンツのサブスクと比べると、高コストなビジネスになる。サブスクで提供していた商品を中古販売するなど、キャッシュポイントを複数化することで、黒字化を目指す視点が重要になるだろう。
2 「ライフスタイル提案サブスク、他社との共創が鍵」
家電(例:ホームベーカリー)+食材(例:パンミックス)のサブスクでライフスタイルを提案する(焼きたてパンのある毎日)サブスクが増えている。自社だけでは提供できない価値を、パートナーとの共創によって実現させていることろがポイントだ。
3 「忙しい現代人を助けるサブスクが加速」
共働き世帯数が過去最多を更新し続けるなど、現代人には「時間」がなくなっている。そこで支持を伸ばしているのが、おむつサブスクやミールキットなど、日々の時短や手間解消につながるサービスだ。そもそもサブスクとは継続的に価値を提供し続けるビジネスだ。日々の継続的な困りごとを解決する手段としてサブスクは相性が良い。