KDDI総研叢書　発刊のお知らせ

『未来洞察のための思考法-シナリオによる問題解決-』

著者・内容紹介・目次

【著者・編者】
鷲田　祐一　一橋大学大学院　商学研究科　教授
 

【内容紹介】
未来シナリオを用いた未来洞察の手法は、2000年代以降、幅広い分野で活用されている。本書は、これまで実務での研究や開発が先行してきたこの手法につ いて、学術的な基本的視座の提供をめざし、経営学・マーケティング学を出発点に、認知科学やデザイン学などの視点も融合させた、学際的なアプローチによる 理解・解釈を行う。

【目次】

はじめに

第1章 未来を洞察するための思考法の選択
　　　　［鷲田祐一］

第2章 スキャニング手法とインパクトダイナミクス手法の概説
　　　　［鷲田祐一・粟田恵吾・石野幹生・藤原まり子・Geoff Woodling］

第3章 10年先の社会技術問題シナリオ作成の試みと実際に10年が経過した時点でのシナリオ検証
　　　　［鷲田祐一・三石祥子・堀井秀之］

第4章 シナリオ作成とその評価
　　　　［鷲田祐一・本田秀仁・引谷幹彦］

第5章 未来に関するアイデア生成のエキスパートとノンエキスパートは何が違うのか？：認知プロセスの分析
　　　　［本田秀仁・鷲田祐一・須藤明人・粟田恵吾・植田一博］

第6章 ユーザー視点の導入による事業アイデアの質の向上
　　　　［和嶋雄一郎・鷲田祐一・冨永直基・植田一博］

第7章 情報の多様性がアイデア生成に及ぼす影響の検討
　　　　［清河幸子・鷲田祐一・植田一博・Eileen Peng］

第8章 未来洞察による新商品開発とイノベーション
　　　　［古江奈々美・鷲田祐一・藤原まり子］

事項索引
人名索引