Title: | オーストラリアTelstraの最新動向 |
Updated: | 2006/01/29 |
Category: | 市場分析 |
Areas: | オーストラリア |
Author: | 近藤 麻美 |
Tags: | Telstra DCITA ACCC FTTN CDMA 完全民営化 運営分離計画(OSP):W-CDMA 次世代IPネットワーク FTTC |
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オーストラリアTelstraの最新動向
2005年9月、オーストラリア政府が保有するTelstraの過半数の株式を放出し、同社を完全民営化する法案が豪議会で成立した。しかし民営化の前に、Telstraはホールセール事業とリテール事業の「運営分離」(operational separation)を義務づけられることになった。Telstraは11月中旬、CEOのSol Trujillo氏率いる新体制下での初めての新事業戦略を発表したが、同氏は新戦略の達成のためには、Telstraに対する非対称規制の緩和が必要と主張し続けている。「運営分離」ルールの概要とその影響、また次世代ネットワークや850MHz帯W-CDMAサービスの導入を含むTelstraの新事業戦略、アンバンドル規制をめぐる規制当局との対立等、最近のTelstraの動きをまとめた。