カテゴリー:沖賢太郎

レコードがミュージシャンの新たな収入源に〜サブスク全盛時代のアナログな稼ぎ方

レコードがミュージシャンの新たな収入源に〜サブスク全盛時代のアナログな稼ぎ方

ライフスタイル, 沖賢太郎

アナログレコードが売れている。日本レコード協会によると2023年のレコード生産量は270万枚で、3年前の2.5倍に増えた。レコードが売れているのはもちろん日本だけの現象ではない、米国でも、2020年には売上で、2022年には販売枚数で、レコードがCDを超えた。英国でも、16年連続でレコードの売上が伸びており、2023年には売上枚数が590万枚に達した。

サブスクトレンド2023番外編<br>〜実店舗を伴うサブスクの共通課題

サブスクトレンド2023番外編
〜実店舗を伴うサブスクの共通課題

ライフスタイル, 沖賢太郎

このコラムのサブスクトレンドシリーズでは、サブスクの潮流変化にスポットを当ててきた。今回と次回は少し趣向を変えて、恒常的に存在するサブスクの課題に注目してみようと思う。変化するものもあれば、しないものもある。両方をおさえることでサブスクマスター(?)に近づける気がする。今回取り上げたいのは「実店舗を伴うサブスクの課題」だ。

サブスクトレンド2023<br>〜超レッドオーシャンでの加入者促進策〜NETFLIXの施策は「順番」に意味がある

サブスクトレンド2023
〜超レッドオーシャンでの加入者促進策〜NETFLIXの施策は「順番」に意味がある

ライフスタイル, 沖賢太郎

2020年にはパンデミック起因の巣ごもり特需により一時的な盛り返しを見せたものの、近年は競争激化により増加率は下降傾向であった。これはNETFLIXだけではなく、他の動画サブスク企業においても同様だ。しかし、NETFLIXは2022年Q4を境に増加率が好転した。競合他社も加入者促進のための施策を続々と投入しており、動画サブスク市場は完全なレッドオーシャンだ。それなのになぜNETFLIXにこんなことが可能だったのか?

サブスクトレンド2023<br>〜「所有しない」価値観だけではない、家具家電サブスクを押し広げるもう1つの理由

サブスクトレンド2023
〜「所有しない」価値観だけではない、家具家電サブスクを押し広げるもう1つの理由

ライフスタイル, 沖賢太郎, 環境

家具家電のようなモノのサブスクが増えている背景としてよく語られるのが、「所有」から「利用」へという若者を中心に見られる人々の価値観変化だ。モノを購入し所有するのではなく、毎月利用料を払って利用する新しいスタイルだ。確かにこれも背景の1つだ。しかし、家具家電サブスクの拡大の背景にはもう1つの大きな理由がある。

サブスクトレンド2023<br>〜車メーカーがソフトウェアサブスクで稼ぐ時代

サブスクトレンド2023
〜車メーカーがソフトウェアサブスクで稼ぐ時代

ライフスタイル, 沖賢太郎

車サブスクのサービスが減っている。購入せずに月額制で車に乗れるあの車サブスクだ。撤退理由としてGMは「コストが想定以上にかさんだ」と言及していた。他のメーカーは撤退理由を明らかにしていないが、収益性が低いビジネスは続かないというビジネスの原則から察するに、まあ「そういうこと」なのかもしれない。一方で、車メーカーによる車の「機能」サブスクの提供が増えている。

スマホを自分で修理できる時代がきた(日本以外で)

スマホを自分で修理できる時代がきた(日本以外で)

ライフスタイル, 沖賢太郎

今、様々な業界でこのセルフリペアを促す動きが増えている。コンシューマーエレクトロニクス業界もしかりだ。修理の選択肢が増え、デバイスを長く使えるならユーザーは嬉しい。また、廃棄するモノも減るなら環境的でもある。マイクロソフトといえば長年PCの世界で圧倒的存在感を維持し続ける殿様のような存在だ。その殿も動いたのにはどのような背景があるのか。

サブスクトレンド2023<br>〜世界の通信キャリアが志向し始めた「サブスクポータル」ポジション

サブスクトレンド2023
〜世界の通信キャリアが志向し始めた「サブスクポータル」ポジション

ライフスタイル, 沖賢太郎

今や日常的な言葉になりつつある「サブスク」。現在のサブスクはどのようになっているのか?複数回に渡って世界のサブスクトレンドを紹介することで、サブスクの現在地を示そうと思う。初回は、世界で登場している「サブスクポータル」にスポットを当てる。

鑑賞だけではない、ミュージアムが提供するスペシャルな体験(後編)<br>〜美術館に泊まり、博物館で踊り明かす

鑑賞だけではない、ミュージアムが提供するスペシャルな体験(後編)
〜美術館に泊まり、博物館で踊り明かす

ライフスタイル, 沖賢太郎

世界のミュージアムの中にはスペシャルな体験機会を提供しているところがある。ミュージアムが持つ価値を活かすことで、人々にミュージアムをより身近に感じてもらうとともに、ミュージアムの新しい収入源にしている。前回は大人向けの体験に着目したが、今回取り上げるのは子供向けのものだ。いずれもミュージアムでのお泊まりイベントであり、一生の思い出になりそうなものばかりである。