カテゴリー:沖賢太郎

スマホを自分で修理できる時代がきた(日本以外で)

スマホを自分で修理できる時代がきた(日本以外で)

ライフスタイル, 沖賢太郎

今、様々な業界でこのセルフリペアを促す動きが増えている。コンシューマーエレクトロニクス業界もしかりだ。修理の選択肢が増え、デバイスを長く使えるならユーザーは嬉しい。また、廃棄するモノも減るなら環境的でもある。マイクロソフトといえば長年PCの世界で圧倒的存在感を維持し続ける殿様のような存在だ。その殿も動いたのにはどのような背景があるのか。

サブスクトレンド2023<br>〜世界の通信キャリアが志向し始めた「サブスクポータル」ポジション

サブスクトレンド2023
〜世界の通信キャリアが志向し始めた「サブスクポータル」ポジション

ライフスタイル, 沖賢太郎

今や日常的な言葉になりつつある「サブスク」。現在のサブスクはどのようになっているのか?複数回に渡って世界のサブスクトレンドを紹介することで、サブスクの現在地を示そうと思う。初回は、世界で登場している「サブスクポータル」にスポットを当てる。

鑑賞だけではない、ミュージアムが提供するスペシャルな体験(後編)<br>〜美術館に泊まり、博物館で踊り明かす

鑑賞だけではない、ミュージアムが提供するスペシャルな体験(後編)
〜美術館に泊まり、博物館で踊り明かす

ライフスタイル, 沖賢太郎

世界のミュージアムの中にはスペシャルな体験機会を提供しているところがある。ミュージアムが持つ価値を活かすことで、人々にミュージアムをより身近に感じてもらうとともに、ミュージアムの新しい収入源にしている。前回は大人向けの体験に着目したが、今回取り上げるのは子供向けのものだ。いずれもミュージアムでのお泊まりイベントであり、一生の思い出になりそうなものばかりである。

鑑賞だけではない、ミュージアムが提供するスペシャルな体験(前編)<br>〜美術館に泊まり、博物館で踊り明かす

鑑賞だけではない、ミュージアムが提供するスペシャルな体験(前編)
〜美術館に泊まり、博物館で踊り明かす

ライフスタイル, 沖賢太郎

我々生活者にとってミュージアムとは展示品を鑑賞する場所だ。しかし世界のミュージアムには、それ以外の特別な体験機会を提供しているところがある。そしてこれがすごいのだ。このコラムシリーズでも何度も取り上げているが、衣食足りた現代では体験の重要度が増している。世界のミュージアムが提供するスペシャルな体験とはどのようなものなのか。ミュージアムの新たな在り方のヒントを探っていこう。

デジタルアートによる新しい食体験<br>〜小さなシェフが駆け回り、花が咲き乱れる

デジタルアートによる新しい食体験
〜小さなシェフが駆け回り、花が咲き乱れる

ライフスタイル, 沖賢太郎

今回取り上げたいのは「デジタルアートと食」だ。少しずつではあるが、デジタルアートによる食体験の刷新を目指すサービスが出てきているため、それらを紹介していきたい。このところ理屈モノのコラムが続いたので、今回は目で楽しめるものにできればと思う。

なぜマスプロダクトはヒットしづらくなったのか(後編)〜マスプロダクト受難の時代における成功の共通点

なぜマスプロダクトはヒットしづらくなったのか(後編)〜マスプロダクト受難の時代における成功の共通点

ライフスタイル, 沖賢太郎

前回のコラムでは、マスプロダクトがヒットしづらくなった理由を大局的に振り返った。その際、生活者のニーズ別に、世の中の商品を便宜的かつ簡易的に3つに分け、各領域でマスプロダクトが生まれづらくなった主な理由を考察していった。今回は、このマスプロダクト受難の時代の中での成功事例に着目しようと思う。近年の新しい潮流の1つとして見られるのは、「体験」が伴う商品への支持だ。各領域を順番に追っていく。

なぜマスプロダクトはヒットしづらくなったのか(前編)

なぜマスプロダクトはヒットしづらくなったのか(前編)

ライフスタイル, 沖賢太郎

「ニコン、一眼レフカメラ開発から撤退 60年超の歴史に幕」と日経新聞(2022年7月12日)が報じた。報道後すぐにニコンが声明を出し、この「撤退」というのは日経の憶測であり、実際は一眼レフカメラの開発を「停止」しているのだと訂正した。撤退ではないとはいえ、なぜ世界的なカメラメーカーが開発を停止するに至ったのか?それは当然ながら以前のように売れなくなったからだろう。

なぜ金沢21世紀美術館は国内トップクラスの集客力があるのか〜美術館の定石の逆を攻めて大成功

なぜ金沢21世紀美術館は国内トップクラスの集客力があるのか〜美術館の定石の逆を攻めて大成功

ライフスタイル, 沖賢太郎

以下は2019年における国内ミュージアムの来場者数ランキングだ。1位 国立科学博物館 273万人 2位 東京国立博物館 258万人 3位 金沢21世紀美術館 233万人 4位 国立新美術館 184万人 東京の国立ミュージアムに混じって、金沢21世紀美術館(以下「21美」)という地方の市立美術館がランクインしていることに驚く。同館は2015年のこのランキングでは首位を、そして世界的に新型コロナに見舞われた2020年においても2位を獲得しており、トップ3圏内の常連となっている。