睡眠が改善する「ながら」聴き〜音声コンテンツとウェルビーイング
前回のコラムでは、忙しい日々の中で「ながら」聴きができる音声コンテンツが伸びているという話をした。音声コンテンツは生活の中の色々な「ながら」領域に浸透しつつあるが、その波は睡眠領域にも及ぶ。今、寝ながら聴く入眠のための音声コンテンツが世界中で支持を集めている。注目すべきは、単に寝るときに聴かせるだけではなく、ちゃんと現代人の睡眠に関する悩みを解決しているところだ。
研究員がひも解く未来
睡眠が改善する「ながら」聴き〜音声コンテンツとウェルビーイング
前回のコラムでは、忙しい日々の中で「ながら」聴きができる音声コンテンツが伸びているという話をした。音声コンテンツは生活の中の色々な「ながら」領域に浸透しつつあるが、その波は睡眠領域にも及ぶ。今、寝ながら聴く入眠のための音声コンテンツが世界中で支持を集めている。注目すべきは、単に寝るときに聴かせるだけではなく、ちゃんと現代人の睡眠に関する悩みを解決しているところだ。
可処分時間がない!〜音声コンテンツが現代にマッチする2つの理由
動画ストリーミングサービスの大手Netflixの加入者数が2四半期連続で減少した。ロシアでのサービス停止や、経済市況が見通せない中での消費者の節約志向などが要因として語られる。当然それらも一因だろう。しかし、加入者数の推移のグラフを見ると、ロシア・ウクライナ戦争が始まる前から、そして経済が不安定化する前から加入者の増加ペースが鈍くなっていることがわかる。
アップサイクルにもD2Cが効く〜ブランド公式リメイクが増えている
ある物語のワンシーンだ。こわれた器を修復する職人のつばめと、たまたま縁あってそこを訪れた絵麻。修復されたばかりの器を見て「これ素敵ですね」と顔をほころばせる絵麻に、つばめが説明する。 「金継ぎっていうんだ。割れたり欠けたりしたところを漆で継いで金粉で化粧をすること。金で繕ったその模様のことを『景色』っていうの。ただ直すんじゃなくて傷を『新しい景色』に変えていくんだ。これ、俗にいう世界に2つとないもの。」
アパレルD2Cブランドの受注生産が増えている〜受注生産+待ち時間の価値化で廃棄を減らす
2022年1月、フランスで売れ残った新品の衣料品の廃棄が禁止となった。余った商品は寄付やリサイクルの対象となり、違反したブランドには最大15,000ユーロ(約210万円)の罰金が科せられる。ファッション最先端の国は規制も最先端だ。こうなった背景にはファッション界特有の負の側面がある。ファッションブランドは売り逃がしという機会損失を避けるために需要をはるかに上回る量の商品を供給することが商習慣となっている。
D2Cの全盛期はこれから 〜サステナビリティの時代に活きるダイレクト接点
コロナ禍でも増える古着屋 東京世田谷の下北沢は古着の街として有名だ。日本は寺社仏閣の数(約15.6万箇所)がコンビニの数(約5.6万箇所)より多いと言われるが、ここ下北沢ではコンビニよりも寺社よりも古着屋が多い。昨今、コロナの影響で撤退した飲食店の跡地にも古着屋が続々と新規出店している。
メーカービジネスがシフトする〜「モノ売り」から「ライフスタイル提案」へ
不名誉なランキング 1位 ジューサー、ミキサー 2位 ホットプレート 3位 たこ焼き器 4位 ホームベーカリー 5位 フードプロセッサー 6位 コーヒーメーカー、エスプレッソメーカー 上記は、買ったけど使っていないキッチン家電ランキングである。思い当たるモノばかりではないだろうか。
米ワシントン州に住むスーザン・シグムンドにはお気に入りの新興スニーカーブランドがある。 ある日スーザンがこのブランドのラインナップをスマホで眺めていたところ、スカイブルーのスニーカーに目が奪われた。しかしそれは男性向け商品とある。 そこでスーザンはこのブランドのインスタグラムアカウントに対して「おねがい!!この男性向けの青いシューズを女性向けにも出して!出してくれたらすぐに買うから!」と投稿した。