タグ:アート

サムスンが世界で展開するアート配信事業〜数百万ユーザーに向けた「アートのある生活」

サムスンが世界で展開するアート配信事業〜数百万ユーザーに向けた「アートのある生活」

ライフスタイル, 沖賢太郎

今回ピックアップしたのは韓国大手のサムスン電子(以下、サムスン)だ。同社は世界42カ国において、TV事業の中でアートを活用している。しかも、商品の改良とサービス内容の拡充を続けており、力の入れようがうかがえる。サムスンが世界に向けたTV事業の中でどのようにアートを使っているのか、皆さんと共有したいと思う。

大企業が芸術祭に出展する理由〜アートとテクノロジーで新しい顧客とのつながりを

大企業が芸術祭に出展する理由〜アートとテクノロジーで新しい顧客とのつながりを

ライフスタイル, 沖賢太郎

芸術祭(アートフェスティバル)とは、国内外のアーティストが参加するアートの祭典であり、数週間から数ヶ月にわたってその地域を巻き込んで開催される。国内でも、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」、「瀬戸内国際芸術祭」、「横浜トリエンナーレ」などを筆頭に各地で様々な芸術祭が催されている。今、芸術祭に出展する大企業が少しずつ増えている。協賛や後援ではない。作品を展示するのだ。

鑑賞だけではない、ミュージアムが提供するスペシャルな体験(後編)<br>〜美術館に泊まり、博物館で踊り明かす

鑑賞だけではない、ミュージアムが提供するスペシャルな体験(後編)
〜美術館に泊まり、博物館で踊り明かす

ライフスタイル, 沖賢太郎

世界のミュージアムの中にはスペシャルな体験機会を提供しているところがある。ミュージアムが持つ価値を活かすことで、人々にミュージアムをより身近に感じてもらうとともに、ミュージアムの新しい収入源にしている。前回は大人向けの体験に着目したが、今回取り上げるのは子供向けのものだ。いずれもミュージアムでのお泊まりイベントであり、一生の思い出になりそうなものばかりである。

鑑賞だけではない、ミュージアムが提供するスペシャルな体験(前編)<br>〜美術館に泊まり、博物館で踊り明かす

鑑賞だけではない、ミュージアムが提供するスペシャルな体験(前編)
〜美術館に泊まり、博物館で踊り明かす

ライフスタイル, 沖賢太郎

我々生活者にとってミュージアムとは展示品を鑑賞する場所だ。しかし世界のミュージアムには、それ以外の特別な体験機会を提供しているところがある。そしてこれがすごいのだ。このコラムシリーズでも何度も取り上げているが、衣食足りた現代では体験の重要度が増している。世界のミュージアムが提供するスペシャルな体験とはどのようなものなのか。ミュージアムの新たな在り方のヒントを探っていこう。

なぜ金沢21世紀美術館は国内トップクラスの集客力があるのか〜美術館の定石の逆を攻めて大成功

なぜ金沢21世紀美術館は国内トップクラスの集客力があるのか〜美術館の定石の逆を攻めて大成功

ライフスタイル, 沖賢太郎

以下は2019年における国内ミュージアムの来場者数ランキングだ。1位 国立科学博物館 273万人 2位 東京国立博物館 258万人 3位 金沢21世紀美術館 233万人 4位 国立新美術館 184万人 東京の国立ミュージアムに混じって、金沢21世紀美術館(以下「21美」)という地方の市立美術館がランクインしていることに驚く。同館は2015年のこのランキングでは首位を、そして世界的に新型コロナに見舞われた2020年においても2位を獲得しており、トップ3圏内の常連となっている。

アートとAI(後編)〜AIは脅威にあらず、アーティストがAIを使いこなすようになる

アートとAI(後編)〜AIは脅威にあらず、アーティストがAIを使いこなすようになる

テック, ライフスタイル, 沖賢太郎

前回のコラムでは、当面はAIがアーティストの脅威にはならないであろうことを、ファクトを基に考えた。一方で、アーティストがコンセプトを作り、それを表現するためにAIを活用するケースが少しずつ出てきている。それらは、AIを使っている点では、前回紹介したMidjourneyの作品と同じだが、提示したいコンセプトのための表現手段としてAIを使っているところが大きく異なる。アートワールドに食い込んでいけるのは、このようなAIの使い方ではないだろうか。今回はこのあたりに着目したい。

アートとAI(前編)〜AIはアーティストにとって脅威にはならない

アートとAI(前編)〜AIはアーティストにとって脅威にはならない

テック, ライフスタイル, 沖賢太郎

2022年8月、米コロラド州で開催されたアートコンテストのデジタルアーツ部門で、画像生成AI「Midjourney」が作成した作品が優勝に選ばれた。この作品を出品したジェイソン・アレン氏は、ボードゲーム会社の社長であり、アーティストではない。この出来事を受けて、SNSでは「AIを使えば、誰でもアート作品を作れようになった」、「アーティストが不要になる」、「アートの概念が根本から変わる」などのコメントが飛び交った。アレン氏本人も、受賞後にニューヨークタイムズの取材に対して「アートは死んだ。もう終わった。AIが勝ち、人間は負けたんだ。」と言い放っている。 果たしてそうなのか?AIはアーティストを脅かす存在なのか?今回はこれを考える。