謎多き「コーヒーの日」をドーナツで祝う


9月29日はコーヒーの日。これを祝って、Krispy Kremeではオリジナルグレーズドドーナツ1個とコーヒー1杯が無料で配られた。

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この日にドーナツとコーヒーが無料でもらえることは、お店の入り口のドアにポスターが1枚貼ってあるだけで、店内に入ってしまうと、特にその旨の案内がないので、知らない人は知らないのではないか。

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それでも普段見られないほどの行列ができていたので、知っている人がかなり多いと見える。

注文方法は簡単だ。カウンターで「無料のドーナツとコーヒーをください」と言うだけだ。もちろん、普通に販売もしているので、普通に買うこともできる。

並んでいるお客さんをよく見ると、無料のドーナツとコーヒーをもらっている人ともらっていない人がいる。言わないともらえないようだ。

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ところで米国では「全国コーヒーの日」は9月29日と定められているが、日本では10月1日だ。

そもそも、どういう経緯でコーヒーの日が生まれたのかは、よくわからないらしい。

国際コーヒー機関が正式な「国際コーヒーの日」を10月1日に定めたのは2015年だというから、ごく最近の話だ。

それ以前から各国がそれぞれ独自にコーヒーの日を定めていたが、なぜか9月29日が多かった。

日本では1983年に全日本コーヒー協会が10月1日をコーヒーの日に決めたそうだ。

うまい具合に日本が採用しているコーヒーの日が国際コーヒーの日になったというわけだ。

ところがウイキペディアの「各国のコーヒーの日」の一覧表によれば、日本のコーヒーの日は9月29日になっている。これは謎だ。