アリゾナに引っ越してみた(その1)


最近サンフランシスコ周辺は物価高騰や治安悪化などでますます住みにくくなってきたので、隣のアリゾナ州に引っ越すことにした。

引っ越し先はフェニックス近郊のチャンドラーという町。ここは最近Intelが半導体工場を建設するということで話題になった。

他にも台湾の大手半導体メーカーのTSMCが工場を建設するとか、Appleの関連会社が自動車の走行テスト用の広大な土地を購入したとか、フェニックス周辺は何かとIT関連の話題が多い。

今回は引っ越し業者に頼らず、U-HAULのトラックを片道で借り、家族3人で力を合わせて自力での引っ越し。

Google Mapより

Google Mapによるとカリフォルニア州バーリンゲームからアリゾナ州チャンドラーまでは768マイル(約1,230km)。飛行機だと1時間50分で行けるが陸路だと12時間以上かかる。

トラックに荷物を積み終えて夜8時頃にバーリンゲームを出発し、途中ハリス牧場のホテルに1泊して、翌日の夜9時頃にチャンドラーに到着するという、ほぼ24時間の旅。

州境を越えてアリゾナ州に入った途端、ガソリンの価格が急に安くなったのには驚いた。出発前にバーリンゲームで給油したときは1ガロンあたり4.89ドルだったのに、州境を越えてすぐのスタンドでは3.69ドル。

道路もカリフォルニア州内はガタガタだったのに、州境を越えた途端、急に滑らかな舗装道路になったのにも驚いた。

州境を越えた直後にたまたま安いガソリンスタンドを見つけ、たまたま舗装し直したばかりの道路を通っただけなのかもしれないが、たまたまではなく、すべてがうまくいっているのかもしれない。

この先いいことばかりでもないだろうが、何となく期待が持てそうだ。