アリゾナに引っ越してみた(その2)


引っ越し先のアパートではインターネットがすぐにつながった。

アパートの管理事務所からの事前の情報によれば、ケーブルTVと固定電話はCenturyLink、インターネットはCoxが指定業者とされていた。ケーブルTVと固定電話はなくても何とかなるが、インターネットだけは不可欠だ。

アパートの居間には「Cox」のラベルが付いたモデム/ルータらしき機器が既に置いてあり、配線も完了しているようだった。機器の底にはWi-Fiのネットワーク名やパスワードなどの情報が記載されていた。

何も申し込みをしていないのに使えるのか、おそるおそるスマホのWi-Fi設定でそのネットワーク名を選択してパスワードを入れてみた。

一応ネットにはつながったようだが、速度が遅い。下りで3Mbps程度、上りは1Mbpsに達しない。メールや単純なwebサイトを閲覧するには支障はないだろうが、できればもっと高速のサービスを使いたい。そのためにはきちんと申し込みをしないといけないのだろう。

Coxのwebサイトでインターネットサービスの情報を確認してみた。住所を入力するとサービスが利用可能とのメッセージとともに、選択可能なプランが表示された。

下り速度が1Gbpsから25Mbpsまでのプランが利用できるようだ。料金は1Gbpsで月119.99ドル、500Mbpsで99.99ドル、150Mbpsで87.99ドル、50Mbpsで66.99ドル、25Mbpsで44.99ドル。

今までカリフォルニアで利用していたComcastのインターネットサービス「Xfinity」では500Mbpsで月50ドルだったので、料金は約2倍だ。追加で機器のレンタル代が月13ドルかかる。

1年間はプロモーションで月々21ドルが割引されるというので、500Mbpsのサービスを申し込んでみた。

Coxのwebサイトより

申し込みが完了すると、翌日に使えるとのメールが来た。翌日の午前8時半頃に試してみたら、下りは200Mbps程度、上りは10Mbps程度になっていた。

簡単な操作で迅速にインターネットが使えるようになったのは良かったが、料金の高さが難点だ。