T-Mobileが2回線で月100ドル、1回線あたり10GBの4G LTEデータが使える新プランを発表した。
追加回線は1回線あたり月20ドル。さらに今なら(9月7日のレイバーデイまで)4回線目がタダになる。
すなわち、4回線で月120ドル、1回線あたり10GBの4G LTEデータが使えるというプランだ。
しかもカナダとメキシコが米国内扱いになる「Mobile Without Borders」が適用される。
これは果たしてお得なのかどうか。
今までのT-Mobileの通常プランに比べたら、確かにお得だ。通常プランは2回線で月120ドルを支払っても、4G LTEデータは1回線あたり5GBしか使えなかった。4回線にすると月180ドルにもなる。
ただし、今までのプロモーションのプランに比べたら、それほどお得でもない。
今までは2回線で月100ドル、4G LTEデータが無制限というプランがあった。これに比べたら、新プランはデータが無制限でなくなったのが残念。
また今までは4回線で月100ドル、1回線あたり2.5GBの4G LTEデータというプランもあった。これに比べたら、新プランはデータが増量されるものの月額料金が20ドル高くなるのが残念。
では他社の同等プランと比べるとどうか。ちょうどいい比較表をSprintが作ってくれていた。
Sprintは最大5回線まで月100ドル、20GBのデータをシェアできる。これに比べたらT-Mobileの新プランは、2回線で使えるデータの合計は同じでもシェアができない点が劣る。4回線ではデータの合計は多いものの月額料金が20ドル高くなる。
というわけで、今回のT-Mobileの新プランは今までのプロモーションや他社のプランに比べると、劣るか一長一短といったところ。
アンキャリアにしては少し物足りない。