Verizonが5Gで5番づくし


Verizonが5Gサービスで5番づくしの発表をした。

Verizonは7月18日、5Gで5番目となる提供都市でのサービス開始と、5番目となる5G対応端末の販売開始を発表した。

Verizonの5Gサービスにとって5番目の提供都市となったのは、ミネソタ州の州都のセントポール市。これにより、Verizonのモバイル5G提供都市は以下のとおりとなった。

Verizon: 5都市
シカゴ(IL)、ミネアポリス(MN)、デンバー(CO)、プロビデンス(RI)、セントポール(MN)

Verizonの5Gサービスにとって5番目の対応端末となったのは、「Inseego MiFi M1000」というモバイルホットスポット。

Inseego MiFi M1000(Verizonのホームページより)

価格は定価が649.99ドル、2年契約では499.99ドル、24回の分割払いで月々27.08ドル。

Verizonはスマホでは2年契約を廃止しているが、モバイルホットスポットやタブレットなどではまだ2年契約を提供している。

他の5G対応端末はすべてスマホなので、Verizonとしては初めてのスマホ以外の5G対応端末となった。

ちなみにVerizonが提供する5G対応スマホと価格(定価/ 24回分割の月額)は以下のとおり。

  • Motorola moto Z4(5G Moto Modと組み合わせて使用)(499.99ドル/10ドル)
  • Motorola moto Z3(5G Moto Modと組み合わせて使用)(480ドル/20ドル)
  • Samsung Galaxy S10 5G(256GB: 1299.99ドル/54.16ドル)
  • LG V50 ThinQ 5G(999.99ドル/41.66ドル)

ところで、Verizonの料金プランでは、5Gサービスを利用するためには4G LTEの料金に加えて月10ドルを余計に支払わないといけないというのが、やや難点だ。

Verizonは「たったの月10ドルで5Gが使えるようになる」と宣伝しているが、T-Mobileは追加料金なしを謳っているので、割高感は否めない。

今のところは、5Gの提供地域があまりにも小さいのでこの追加料金は免除されているから、まあいいか。