コンシューマレポートがiPhone 5にお墨付き


iPhone 5は発売以来いろいろ問題点が指摘されているが、諸々の問題を考慮してもiPhone 5は全スマホの中で「ベスト」、今までのiPhoneの中でも「ベスト」とコンシューマレポートが報告した。

Consumer Reports: Consumer Newsより

好得点につながったポイントとしては、

● 画面が4インチと、少し大きくなった
● 薄くて軽くなった
● 4G LTE対応
● 革新的な機能が満載

などが挙げられている。

またiPhone 4Sで好評だった機能がさらに改善された点としては、Siriの音声アシストでコントロールできる範囲が増えたこと、すでに一流レベルだったカメラがさらに機能向上したことなどがある。

カメラは、さすがにNokia 808の41メガピクセルには敵わないが、それを除けばiPhone 5の8メガピクセルカメラがこれまでのスマホ用カメラの中で最高。美しくシャープで鮮やかな写真が撮れることが確認できたとしている。

iOS 6になって可能になった音声による「ターン・バイ・ターン」ナビゲーションも、シンプルになって案内がわかりやすいと好評価だ。ただし精細さ、交通データ、カスタマイズのオプションなどではGoogleのAndroid用無料ナビゲーションアプリの方が優れていたようだ。

何かと批判の多いAppleの新しい地図アプリ。他のスマホ用の無料アプリより劣るところはあるにしても、「十分優秀」だった。建物や道路などをいろいろな角度で3D表示できる「フライオーバー」機能は、ビルや橋などが「溶けている」などの例が指摘されているが、実物に近い魅力的な3D画像が表示されたと、これも悪い評価ではない。

コンシューマレポートは公平・中立(どちらかといえば辛口)の評価を売り物にしており、大手メーカーなどにも恐れられている存在だ。iPhone 4のときは、アンテナ問題などがあり、同誌は「お勧めできない」と報告していた。

iPhone 5は4よりも多くの問題点が指摘されているように見受けられたが、意外や意外、コンシューマレポートがこんなにいい評価をするとは。Appleにとっては心強いお墨付きだ。

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