Google GlassのExplorerプログラムが終了


Google GlassのExplorerプログラムが1月19日に終了する。

これまでは公開ベータテストという位置付けで、開発者だけでなく、一時、一般消費者にも販売し、幅広く多くの人に評価してもらい、改良と製品化に役立てるという筋書きだったが、製品化のめどが立たないまま評価が打ち切られることになった。

Googleは「卒業」と表現しているが、今後どうなるかわからないものの、とりあえず終了する。Glassの販売や新たなアプリ開発なども打ち切りになる。

実は最近、Glassの星座表アプリを使い始めたところだった。星座表アプリは「Sky Map」と「Star Chart」の二つをインストールした。

星座表アプリをGlassにインストールすると「Explore stars」というメニューがトップ画面に現れる。これをタップするか発声して選択すると、インストールした二つのアプリを選ぶことができる。

「Sky Map」は矢印をたどっていくと星や星座を探し当てることができる機能が面白い。

「Star Chart」は表示が美しく、説明も充実していて、説明を音声で読み上げてくれる機能もあるので、実際の空に重ねなくても、アプリの画面だけ眺めてもプラネタリウムのように楽しめる。

Star Chartアプリより
Star Chartアプリより

どちらのアプリもスマホでも使えるが、Glassで使うと実際の空を眺めているような気分になり、趣が違う。

Glassで使えるこんな素敵なアプリが他にもいろいろと出てきてほしいと期待した矢先の「終了」の知らせは、少し残念だ。