カテゴリー:沖賢太郎

チームラボはなぜ世界で認められたのか〜体験型デジタルアートの源流を探る

チームラボはなぜ世界で認められたのか〜体験型デジタルアートの源流を探る

テック, ライフスタイル, 沖賢太郎

「時代を大きく変えたシリコンバレーのIT起業家たちは全員と言っていいくらいチームラボの作品を持っています」(チームラボ代表 猪子寿之氏) 世界を動かしているシリコンバレーの起業家たちはチームラボを愛好している。チームラボの作品を求めているのは個人コレクターだけではない。世界のミュージアムもチームラボの作品を所蔵し始めている。また、チームラボには世界各国からデジタルアート展のオファーが舞い込み、さらにはデジタルアートミュージアム「ボーダレス」展でギネス記録を更新するくらいの人を集めた。世界がチームラボを求めているのだ。

鑑賞から体験へ〜デジタルアート体験が若者たちを集める

鑑賞から体験へ〜デジタルアート体験が若者たちを集める

テック, ライフスタイル, 沖賢太郎

世界中でデジタルアート展を開催するチームラボが2019年にある偉業をとげた。東京開催の「ボーダレス」展の年間動員数(約220万人)が、単独アーティストのミュージアムとしては世界最多となりギネス世界記録を更新したのだ。ちなみにそれまでのトップ3は、オランダのゴッホ美術館(年間来館者数:約213万人)、スペインのピカソ美術館(同:約107万人)、スペインのダリ美術館(同:約82万人)だ。これらに勝ったのだ。スゴすぎる。

誠実なサブスクを〜サブスクを提供する全ての企業に必要な変化

誠実なサブスクを〜サブスクを提供する全ての企業に必要な変化

ライフスタイル, 沖賢太郎

「サブスクビジネスでは、寝ている虎は起こしてはいけません(休眠会員はそっとしておいて、そのまま儲け続けましょう)」(某コンサル企業日本法人代表) これは2018年に開催された企業向けセミナーでのサブスクの専門家による発言だ。当時は特に問題にならなかったが、今なら炎上するかもしれない。 サブスク(サブスクリプション)とは、ユーザーが月額制でサービスを利用する形態のビジネスだ。

睡眠が改善する「ながら」聴き〜音声コンテンツとウェルビーイング

睡眠が改善する「ながら」聴き〜音声コンテンツとウェルビーイング

ライフスタイル, 沖賢太郎

前回のコラムでは、忙しい日々の中で「ながら」聴きができる音声コンテンツが伸びているという話をした。音声コンテンツは生活の中の色々な「ながら」領域に浸透しつつあるが、その波は睡眠領域にも及ぶ。今、寝ながら聴く入眠のための音声コンテンツが世界中で支持を集めている。注目すべきは、単に寝るときに聴かせるだけではなく、ちゃんと現代人の睡眠に関する悩みを解決しているところだ。

可処分時間がない!〜音声コンテンツが現代にマッチする2つの理由

可処分時間がない!〜音声コンテンツが現代にマッチする2つの理由

ライフスタイル, 沖賢太郎

動画ストリーミングサービスの大手Netflixの加入者数が2四半期連続で減少した。ロシアでのサービス停止や、経済市況が見通せない中での消費者の節約志向などが要因として語られる。当然それらも一因だろう。しかし、加入者数の推移のグラフを見ると、ロシア・ウクライナ戦争が始まる前から、そして経済が不安定化する前から加入者の増加ペースが鈍くなっていることがわかる。

アップサイクルにもD2Cが効く〜ブランド公式リメイクが増えている

アップサイクルにもD2Cが効く〜ブランド公式リメイクが増えている

ライフスタイル, 沖賢太郎

ある物語のワンシーンだ。こわれた器を修復する職人のつばめと、たまたま縁あってそこを訪れた絵麻。修復されたばかりの器を見て「これ素敵ですね」と顔をほころばせる絵麻に、つばめが説明する。 「金継ぎっていうんだ。割れたり欠けたりしたところを漆で継いで金粉で化粧をすること。金で繕ったその模様のことを『景色』っていうの。ただ直すんじゃなくて傷を『新しい景色』に変えていくんだ。これ、俗にいう世界に2つとないもの。」

アパレルD2Cブランドの受注生産が増えている〜受注生産+待ち時間の価値化で廃棄を減らす

アパレルD2Cブランドの受注生産が増えている〜受注生産+待ち時間の価値化で廃棄を減らす

ライフスタイル, 沖賢太郎, 環境

2022年1月、フランスで売れ残った新品の衣料品の廃棄が禁止となった。余った商品は寄付やリサイクルの対象となり、違反したブランドには最大15,000ユーロ(約210万円)の罰金が科せられる。ファッション最先端の国は規制も最先端だ。こうなった背景にはファッション界特有の負の側面がある。ファッションブランドは売り逃がしという機会損失を避けるために需要をはるかに上回る量の商品を供給することが商習慣となっている。

D2Cの全盛期はこれから 〜サステナビリティの時代に活きるダイレクト接点

D2Cの全盛期はこれから 〜サステナビリティの時代に活きるダイレクト接点

ライフスタイル, 沖賢太郎, 環境

コロナ禍でも増える古着屋 東京世田谷の下北沢は古着の街として有名だ。日本は寺社仏閣の数(約15.6万箇所)がコンビニの数(約5.6万箇所)より多いと言われるが、ここ下北沢ではコンビニよりも寺社よりも古着屋が多い。昨今、コロナの影響で撤退した飲食店の跡地にも古着屋が続々と新規出店している。

メーカービジネスがシフトする〜「モノ売り」から「ライフスタイル提案」へ

メーカービジネスがシフトする〜「モノ売り」から「ライフスタイル提案」へ

ライフスタイル, 沖賢太郎

不名誉なランキング 1位 ジューサー、ミキサー 2位 ホットプレート 3位 たこ焼き器 4位 ホームベーカリー 5位 フードプロセッサー 6位 コーヒーメーカー、エスプレッソメーカー 上記は、買ったけど使っていないキッチン家電ランキングである。思い当たるモノばかりではないだろうか。