AT&Tが独自のAndroidスマホの開発を検討している。
本件に関し、AT&TはCyanogenという米国の開発会社との提携を検討中とThe Vergeが伝えた。元のソースはThe Information。
これが実現すると、Androidの独自バージョンのOSをベースにした新たなスマホが誕生することになる。
独自スマホのメリットは、スマホに対するGoogleのコントロールの度合いが減り、AT&Tがコントロールできる部分が格段に大きくなることだ。
AT&Tにとっては自社のインフラと親和性の高いスマホの提供が可能になる。DirecTVのサービスとOSレベルで統合する可能性もあると、The Vergeは指摘する。
AT&Tはこの開発の話を当初ZTEと進めていたが、米政府がZTEに経済制裁を実施したため困難となり、その代わりにCyanogenと交渉することになったそうだ。
独自スマホと言えば、AmazonのFire PhoneやFacebook Phoneが思い起こされる。どちらも失敗例として有名だ。
そういえば、どちらもAT&Tの独占販売だった。