ラスベガスのホテルが客室にAmazon Echoを配置


ラスベガスのホテル「Wynn Las Vegas」が全客室にAmazon Echoを配置すると発表した。

Wynn Las Vegasの紹介ビデオより
Wynn Las Vegasの紹介ビデオより

12月にスイートルームから設置を開始し、2017年夏には全4,748室への設置を完了する予定。

これにより客室内の照明・温度調節、カーテン開閉、テレビの操作などが音声で行えるようになるが、行く行くはパーソナルアシストやその他の機能も導入する。

創業者のスティーブ・ウィン氏は「ゲストにワクワク体験の連続やラクラクの利便性を提供するために、Echoほど最適なものはない」と絶賛し、各客室に執事が付くような体験になるとしている。

TechCrunchが指摘するように、Echoを通じて客室内の会話が常時モニターされる危険性があることへの懸念もあるが、スマホやパソコンなどでも同様の可能性はあることから、Echoを導入してもそのような危険性の増大にはつながらず、むしろメリットの方が大きいとの見方もできる。

ホテル側にとってもフロントやコンシェルジュの負担軽減になるというメリットも期待できる。

確かに、ホテルとEchoは相性がよさそうだ。