ドローンの登録件数が半減

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米国のドローン登録件数が半減しているとの情報がある。

ドローンに詳しい法律事務所「Rupprecht Law」が連邦航空局(FAA)の情報をもとにドローンの登録件数をまとめた。

出典: Rupprecht Law

それによると、FAAに登録されたドローンの件数は2016年1月から急激に増え、途中でデータの欠損はあるものの順調に伸び、2021年1月半ばには179万件程度になっていた。ところが1-2月に突然約半分の87万件程度に減った。その後10月25日の時点まではほぼ横ばいながらもわずかに減少している。

2021年1-2月に何があったのか。同法律事務所の説明によれば、「リモートID」の規則が公表された直後の時期だという。FAAはすべてのドローンを遠隔で識別できるようにするために「リモートID」を導入することを2020年12月28日に発表し、規則の詳細を2021年1月15日に公表した。

その後急激に登録件数が減っていることから、この「リモートID」が原因である可能性はあるが、ではユーザが「リモートID」を嫌がってドローンの使用を取りやめたりしたのかというと、そういうことでもないようだ。

同法律事務所の説明によれば、FAAはそれ以前は正直に公表していなかったということだ。それまでFAAが公表していたのはドローンの累計登録数だったが、重要なのはその時点で登録されているドローンが何台あるのかということ。すなわち、累計登録数からすでに無効となった登録数を除いた有効登録数の方が重要だ。

FAAは2021年2月になってやっと有効登録数を公表するようになった、というのが同法律事務所の見解だ。

何はともあれ、ドローンの正確な登録数が把握できるようになったとすれば、非常に喜ばしいことだ。