CO2削減の大胆な計画

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米エネルギー省(DOE)はCO2削減の大胆な計画を発表した。

DOEのジェニファー・グランホルム長官は11月5日、グラスゴーで開催中の「COP26」のセッションにおいて、CO2を大幅に削減する「二酸化炭素除去(CDR)」技術の効率性と拡張性を高める大胆な「カーボンネガティブショット」プロジェクトを開始したと発表した。

この施策により大気中から直接CO2を回収して貯留するコストをトン当たり100ドル以下に引き下げるという。この「100ドル」というのがものすごいコスト削減なんだそうだ。

Microsoftなどの企業はトン当たり600ドルをかけてCO2削減に取り組んでいる。削減量は年間1,100万トン以上にもなるので、それにかかるコストは膨大なものになる。

CO2削減のネックになっているコストを引き下げてCO2回収技術の展開を加速しようという狙い。ただし技術はまだ開発の初期段階で、実現までの道のりは相当長い。

ところで、この地球温暖化対策としてCO2を削減するという活動に関してはどうも胡散臭いという感じを抱かざるをえない。

CO2の最大排出国の中国や排出量第5位のロシアが参加していないのはどういうことか。「CO2排出権」なるものが売買されているのもおかしな話ではないか。

CO2の削減を騒いでいるわりには、会議に参加する人たちは飛行機を利用して駆けつけるなど、CO2を排出する手段を忌憚なく利用している。言っていることとやっていることが一致していないのではないか。

ともあれ、地球温暖化対策はバイデン政権の最重要政策の1つ。上記のDOE長官の発表は詳細・具体的な内容はないが、少なくとも米国がこの問題に真剣に取り組んでいるとの姿勢を印象づける効果はあるだろう。

当のバイデン氏はどうかと言えば、「COP26」の重要な会議の最中に居眠りをしたり、カミラ・パーカー・ボウルズ(コーンウォール公爵夫人)の前で長くて大きな音のオナラをしたりと、いろいろと失態が報じられている。

温室効果ガスの排出を抑制しようという意識はないようだ。