Sprintの「生涯無制限」保証は概ね好評のようだが、それ以外のところで問題が大ありのようだ。
Sprintが7月12日に導入した「生涯無制限」保証は概ね好評のようだ。VerizonやAT&Tにもみならってほしいとの声が上がっている。ただ、データは無制限でもネットワークが使いものにならなければ意味がないなどの批判も出ている。
たとえばEngadgetには以下のようなユーザーの声が寄せられている。
● ガソリンを無制限に使えるが、時速3キロ以下でしか走れない車のようなもの。それでも無制限には違いないが。
● ソーダが飲み放題なのに機械が壊れているようなもの。
● 機械が壊れているのではなくて、チョロチョロとしかソーダが出てこないようなもの。
● 通話中断と(別料金の)ローミングと1kbpsのデータが無制限で利用できる。
● Sprintの3GはT-Mobileの2Gより遅い。
● 無制限は保証しても、料金は保証していない。
● たとえ月20ドルで全部無制限だとしてもSprintは使いたくない。カバレッジが悪ければ料金がいくらでも関係ない。
また、新料金「Unlimited, My Way」は必ずしも現行より安くないことへの不満の声もある。
● 新料金が現行より高くないのは端末が1台、2台(同額)、7台の場合だけ。それ以外は新料金の方が現行より高くなる。
● 端末を5台持っているが、以下のように新料金の方が現行より高くなる。
(現行)
最初の2台が月150ドル、残り3台は1台につき月30ドルなので、合計で月240ドル。
(新料金)
1台目が月50ドル、2台目が月40ドル、3台目が月30ドル、4-5台目が月40ドル(20ドル x 2台)、データが1台につき月30ドル なので、合計で月310ドル。
というわけで、新料金の恩恵をフルに享受できるのは限られたユーザーになりそうだ。
Leave a Reply