ドッグフードを移動販売するフードトラックが出現した。6月27日にサンフランシスコからスタートして8月末までに全国16都市を回る。

Milo’s Kitchenというサンフランシスコのペットフード会社が始めたもの。「犬は家族の一員。人間がフードトラックを使えるのだから、犬もドッグフードトラックを使えるようにすべき」というのが同社の信条だ。
Telegraphによると、「トリート・トラック」で出されるメニューはチキンミートボール、グリルドバーガー、ステーキなど。食材はすべて米国産で、チキンは100%チキン、ビーフも100%ビーフ。「Human Grade」と謳っているが、下手をすると人間が食べているものよりも高級なのではないか。
そういえばサンフランシスコではいたるところで犬への配慮が感じられる。たとえばドッグパーク、ドッグビーチ、排泄物処理用のビニール袋、店先には犬の飲み水の入った皿など。「Big Dog City」という名のタクシー(犬用というわけではないが)まである。
ことほどさようにサンフランシスコでは犬が大切にされている(甘やかされている)。犬の数が人間の子供の数よりも多いことでも有名だ。2007年6月にSFGateが、サンフランシスコの犬の数は12万匹、子供の数は約11万人と伝えている。
とてもドッグフレンドリーな街なのでこれからも犬や犬好きの人たちがどんどん集まり、一方、 家賃や教育費などの高騰で子供のいる一般家庭はどんどん郊外へ押しやられて行くという構図だ。
Leave a Reply