Sprintの広告に一言


インターネットでニュースサイトを閲覧していたら、Sprintの広告が表示された。特定の仕事に就いている従業員向けのプロモーションで、全然関係のない内容だ。

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ニュースサイトに表示されたSprintの広告

最近のインターネット広告はユーザの過去の閲覧・検索履歴などを分析して、それぞれのユーザの関心やニーズにマッチした内容の広告を表示しようというものが多く出回っている。これを買いたがっていたのを何で知っているのだろう、とぎょっとすることもある。が、このSprintの広告はまったくの的外れだ。

Sprintが宣伝しているのは従業員割引。詳細画面を見ると、ヘルスケア、教育、連邦政府の従業員は月額料金が15%割引になり、20GBのデータを最大10回線で共有できる月100ドルのプランが月85ドルになるというものだ。特定業種向けの広告を不特定多数向けに流しているようだ。

こんな関係のない割引プロモーションを告知されても効果がないばかりか、特定の顧客だけをえこひいきしていると反感を買う恐れもあり、却って逆効果にもなりうる。

これはSprintの問題なのか、ニュースサイト、広告代理店または他の関係者の問題なのかは不明だが、結果的にSprintのお金が無駄に使われていることになる。

もったいない。