今ある照明がスマートになる


部屋の照明を簡単にスマートにできる製品が登場した。

IndiegogoのSwithmateプロジェクトページより
IndiegogoのSwithmateプロジェクトページより

その名も「Switchmate」。クラウドファンディングのIndiegogoで資金調達を完了しようとしているところだ。目標額が5万ドルのところ、16万ドル以上集まっている。

厳密には既存のスイッチをスマートにするので照明に限らないが、対応するスイッチの形状からするとほぼ部屋の照明用ということになるだろう。

このスマートスイッチのメリットは既存のスイッチにかぶせるだけで設置できるという簡便性だ。

既存のスイッチを取り外したり交換したりする必要がない。マグネットで固定できるのでネジ止めする必要もない。

今のところBLE(Bluetooth Low Energy)でスマホと接続するので、操作できる範囲が限られるが、インターネット経由でどこからでもコントロールできるよう開発中だ。

スマートホームに関しては既にさまざまな製品が出ているが、それを導入するために大規模な工事が必要だとか、専門家による設置が必要だとかいうことになると敷居が高くなる。そのために家を新築しないといけないなどというのは言語道断だ。

既存の設備がそのまま使えて簡単にスマートにできるという、Smartmateの発想には好感が持てる。

市販価格は1台60ドル。Indiegogoの支援者は1台45ドル、2台89ドル、3台109ドルなどで入手できる。3台分申し込んでおいた。