AT&Tのキャッチフレーズが「全米最大の4Gネットワーク」になった。今までは「全米最速のネットワーク」や「4Gでさらに速く」など、とにかく速さを強調していたのだが。
最近サンフランシスコがLTEの提供地域になるなど、LTEの提供地域が拡大したので、LTEとHSPA+を合わせると最大になるのかもしれない。
厄介なことに、Verizon WirelessとT-Mobileもそれぞれ「全米最大の4Gネットワーク」と称している。ただ、それぞれに言い分があるというのはわかる。
T-MobileはHSPA+を「4G」と称しているので、その意味で最大だ。ただし、AT&Tは2年前には、HSPA+を「4G」と称するT-Mobileを批判していたので、話はややこしくなる。この辺のAT&Tの節操のなさをFierceWirelessやTmoNewsなどが批判している。
Verizon WirelessはLTEネットワークでは最大だ。ただ最近Verizonの「Largest 4G LTE Network」というキャッチフレーズはあまり見かけなくなった。かろうじて発表文書の「About」などに出てくる程度だ。
今よく見かけるVerizonのキャッチフレーズは「全米最速の4Gネットワーク」だ。以前のAT&Tのように速さだけを強調するようになった。
少し前までは「速さ」と「信頼性」を強調していたのだが。
ネットワーク障害が続いたので「信頼性」を取ってしまったようだ。
キャリアそれぞれに、いろいろと事情があるので厄介だ。臨機応変に対応せざるをえない。
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