郵便屋さんの新サービス

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米国郵便(USPS)が新サービスの試行提供をしている。郵便受けに入っている郵便物の写真を撮ってメールで送ってくれるというものだ。

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Engadgetによると、東海岸の一部の地域で試行サービスをしている。1日に10通までの郵便物を写真に収めてメールで知らせてくれる。郵便物が10通以上ある場合は、Webサイトに行けば閲覧できる。

このサービスは「Informed Delivery」と呼ばれている。日本語にするとしたら何かいいだろう。「配達通知」とか「配達確認」などと言ってしまうと、別の取り扱いになってしまいそうだ。「配達連絡」ではあまりにも事務的だ。「配達告知」では何か重要なことを知らされるようで怖い。何かいい呼び名はないものか。

こんなサービスがひねり出された背景には、一つにはアメリカの家庭の郵便受けは玄関から離れている場所にあることが多いという事情がある。

アメリカの家はだいたい敷地が広い。接している道路から玄関までは結構長い距離を歩かないといけない。Engadgetはこれを「Trip」とさえ呼んでいる。

一般的に各家庭の郵便受けは、配達に便利なように、道路沿いに設置されている。アメリカの車は通常は左ハンドルだが、郵便配達車は車から降りなくても配達できるように、右ハンドルになっているものが多い。

もう一つの背景としては、ジャンクメールやチラシが実に多い。ジャンクメールは、クレジットカードの勧誘のDMがほぼ毎日2-3通は入っている。

それに加えて、スーパーなどのチラシもほとんど毎日束になって入ってくる。チラシは目も通さずに捨てるという人のために、紙専用のリサイクル用ゴミ箱が郵便受けのそばに置いてあるアパートも多い。

郵便物が来ているのかどうか、確かめるだけでも結構歩かされ、さらにせっかく見に行ったのに何も来ていなかったり、チラシばかりで大事な郵便物がなく、がっかりさせられることが多い。

そういうわけで、郵便受けを見に行く前に、何か郵便物が来ているのかどうか、どんな郵便物が来ているのか、ということがわかるのは非常に助かる。

ぜひとも本格提供してもらいたいものだ。郵便屋さんがそれほど大変でなければ。