家庭の照明器具をコントロールするスマートライトのプロジェクトがKickstarterで資金調達を試みたが不調に終わった。

「The Light Sentry」は太陽光センサーと時間で家中のあらゆる照明を自動的に点灯、減光、消灯できる。ライトスタイルをライフスタイルにマッチさせることができるとの謳い文句。
今が旬のスマートホームにも統合できる便利で賢いシステムのように見えるが、調達目標の20万ドルに対し2.5万ドル弱しか資金が集まらず、不成功に終わった。
確かにあまりワクワクしないプロジェクトだ。なぜワクワクしないのか、少し考えてみた。
- そもそも我が家には自動的にコントロールしないとやってられないほどの照明器具がない。どうみてもこれは大豪邸向けのシステムだ。
- スマホやインターネットが活躍する場面がない。スケジュールの設定や管理がPCやMacでできるとあるが、スマホやタブレットではできないようだ。「つながっていない」のがもの足りない。
- 拡張性が感じられない。将来別のものに応用できそうなイメージが湧かない。季節や時間や太陽光に連動させたいものが、照明以外には思いつかない。
セキュリティと組み合せて、たとえば侵入者を感知して写真やビデオを撮ったり通知してくれたり、侵入者を撃退してくれるロボットをおまけに付けてくれるなど、もうひと工夫あれば良かったかもしれない。
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