トランプとバッテリーの関係


最近のニュースで、トランプとバッテリーが意外な関係にあることがわかった。

米大統領候補のドナルド・トランプ氏は、「暴言王」としてたびたび世間を騒がせているが、先月末には選挙運動の責任者が暴行で告訴されるという事件が起こった。

その際、CNNなどのニュースでは、「Charged with Battery」という字幕が出た。

CNNニュースより
CNNニュースより

「バッテリーで充電」することがトランプと何の関係があるのだろうと思った人が、少なからず(少なくとも1人)いたことだろう。

「charge」には充電の他に「告訴」の意味もあり、「battery」には「電池」の他に「暴行罪」という意味もあるので、「暴行罪で告訴」という意味にもなる。

同じフレーズでも分野が違うと全然違う意味になる。

これと同じようなものに「Windows Installation」というのもある。IT業界の人は「WindowsのOSをパソコンにインストールすること」と思うだろうが、住宅業界の人は「窓を取り付けること」と思うかもしれない。

アメリカでは家が古くなると窓だけ取り替えることがよくある。そのために窓の専門業者がいて、テレビ、ネット、チラシなどで盛んに窓の取り付けの宣伝を流している。

Andersenのネット広告より
窓業者Andersenのネット広告より

それに慣らされてしまい、最近は「WindowsのInstallation」と聞くと「窓の取り付け」の方を思い浮かべるようになってしまった今日この頃だ。