T-Mobileが展開していたBlackBerry買換えプロモーション。3月5日に終了したが、結果は成功だったようだ。
T-Mobileは当初、今BlackBerryを持っている顧客に対し、iPhoneに買い換えれば頭金なしで買えるとというプロモーションを始めた。BlackBerryなんか使うのを止めてiPhoneにしよう、と呼びかけた。
これに対し、BlackBerryの忠誠ユーザは、バカにするなと猛反発。BlackBerryのCEOも「不適切で不出来な」プロモーションだと批判した。
T-Mobileは非礼を詫びて内容を少し変え、古いBlackBerryを下取りに出すと200ドルもらえ、新端末の購入に充てられるというプロモーションにした。新端末はiPhoneに限らず、BlackBerryの新機種でも、それ以外のどのスマホでもいいことにした。さらにBlackBerryの新端末に買い換えた場合には追加で50ドルもらえることにした。BlackBerryへのお詫びのしるしだ。
TmoNewsが紹介する社内文書によると、このプロモーションの期間中にBlackBerryが下取りに出された件数は、通常時のBlackBerryの下取り件数よりも15倍多かったそうだ。さらにBlackBerryを下取りに出した人のうち、94%がBlackBerry以外の端末に買い換えたそうだ。
今時BlackBerryを使っているユーザは筋金入りのBlackBerryファンのはずなのだが、思いのほかBlackBerryに執着していなかったことが判明した。
Leave a Reply