VerizonのCFOのFrancis Shammo氏が第1四半期決算発表で、「安さを求めて去る客は追わない」と言明した。
第1四半期のポストペイド顧客は56.5万件の純増となったものの、これはタブレットの増加が大きく寄与している。4Gタブレットが82万件も増えた。タブレットの影響を除けば純減となっていた。
4Gスマホは62.1万件増えたものの3Gスマホが減少したため、トータルのスマホの増加は24.7万件にとどまった。
一方、ベーシックフォンは38.5万件の純減となったことから、スマホとベーシックフォンを合わせると13.8万件の純減。その上プリペイドも18.8万件の純減。
3Gスマホ、ベーシックフォン、プリペイドといった低額指向の顧客がどんどんVerizonから離れている現状に対し、「去る者は追わず」との考えを表明したものだ。
こういう発言はあまりいい感じがしない。たとえ心の中ではそう思っていたとしても、表向きには「是非とも皆さんに使っていただきたい」と言ってほしい。