Verizonがカラフルなボールを使ってネットワークの良さを宣伝するテレビCMを流している。
昨年12月にこのCMを流し始めた。
ゲートが開くと小さなカラフルボールが4列に仕切られたレーストラック上を転がる。
赤いボールが一番たくさん流れてゴールに到達する。
他に青いボールが少しと、黄色いボールはごくわずかがゴールする。ピンクのボールもあるはずだが、画面には出てこない。
次に大きなボールが転がってくる。赤いボールが4個と青いボールが1個ゴールイン。黄色とピンクは出てこない。
これはRootmetricsが実施した2015年上半期の全米50州のネットワーク品質調査結果を表したものだ。ボールの数は調査でトップを取った回数を示している。小さいボールは個々の調査結果で、Verizonは153回、AT&Tは38回、Sprintは2回、T-Mobileはゼロだった。
大きいボールはカテゴリー別の結果を示す。信頼性、速度、データ、通話、テキストの5つのカテゴリーで調査を行い、Verizonが信頼性、速度、データ、通話の4つでトップ、AT&Tはテキストでトップを取った。
同様の比較広告では、以前はVerizonがネットワークのカバレッジの優位性を宣伝するCMをよく流していたが、最近は他社も含めてあまり見かけなくなっていた。
久々に見かけたのは嬉しいが、もう少しユーモアのあるCMだったら尚良かった。