3月は「March Madness」で全米が興奮する。ドーナツとも若干関係がある。
毎年3月は全米大学体育協会(NCAA)の男子バスケットボールトーナメントが開催される。(ただし決勝戦は4月に食い込む。)
大学男子バスケットボールの全米一が決まるトーナメントなので、みんな興奮して狂気の沙汰になることから「March Madness」と呼ばれる。
これを祝ってドーナツ屋さんのKrispy Kremeでは、特製バスケットボールドーナツを期間限定で販売中だ。
実は「March Madness」はドーナツが若干ながら関係している。その関係とはやや複雑だが、大要以下のようなものだ。
ドーナツを食べると糖分摂りすぎになる。糖分を摂りすぎると血糖値が急上昇する。血糖値が急上昇するとインスリンが出すぎて血糖値が急降下する。血糖値が急降下すると、血糖値を上げようとしてアドレナリンが出る。アドレナリンが出ると興奮する。
もともとバスケットボールで大興奮しているところへ、ドーナツが火に油を注ぐように、さらに興奮を増幅させていたということだ。
そういうわけで、「March Madness」の興奮度がどれほど激しいものかが容易におわかりいただけるものと思う。
一方、米国食彩カレンダーによると、3月は全米栄養月間でもある。「栄養を正しくとろう」という運動を強化する月だ。
ドーナツはこれには反する関係となる。