ウェアラブルタブレットは意外にもビジネスの需要があった。
腕時計ならぬ腕タブレットというものがある。Engadgetが紹介しているRufusの「Cuff」というAndroidタブレット。

タブレットとはいえ、腕に着けるものなので、画面の大きさは3.2インチと、スマホよりも小さい。
それでもスマートウオッチに比べると随分大きくて、腕に着けるとなると重くて見た目も異様だ。
こんなものは使わないな、誰か使う人がいるのだろうか、というのが第一印象だった。
ところが、思いがけないところから注文が殺到しているという。
ビジネス需要だ。例えば倉庫やホテルなど、業務中にタブレットを持ち歩くことが多い仕事。最近は小売店でも店員がタブレットを持ち歩くこともある。
タブレットを持ち歩くと片方の手はタブレットを支えるのに占有され、もう片方の手はタブレットを操作するのに使われる。
すなわち使用中には両手がふさがる。使用中でなくても片手はふさがってしまう。
腕に着けられるタブレットがあれば助かる、という場面は結構ありそうだ。
スマホの場合は使わないときはポケットに入れておけばいいが、使うときにいちいちポケットから出すのは面倒だ。
いっそのこと、スマホも腕に着けてしまってはどうか。