米国のブロードバンドは依然として高くて遅い

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Point Topicが2017年第1四半期の住宅用固定ブロードバンドの料金と速度の国別ランキングを発表した。米国は依然として高くて遅い。

メジアン(中央値)の料金のランキングでは米国は63位。2016年第4四半期の38位から大きく後退した。これは先進国として恥ずかしい。ちなみに1位はイラン。日本は5位。

Point Topicのレポートより抜粋
料金ランキング(Point Topicの発表資料より20位までを抜粋)

下り平均速度のランキングでは米国は206.36Mbpsで13位。前四半期のデータはないが、たしか2012年頃は20位程度だったから、少しは改善しているのかもしれない。でもやはりまだ遅い。ちなみに1位はシンガポールの1.7Gbps、2位は香港の746Mbps。日本は576.36Mbpsで3位。

Point Topicのレポートより20位までを抜粋
下り平均速度ランキング(Point Topicの発表資料より20位までを抜粋)

ただし、ブロードバンドサービスにおいては、料金が安いだけでもだめだし、速度が速いだけでもだめだ。両方が良くないと。

たとえばメジアンの料金で1位だったイランは、速度では4.79Mbpsで77位と、全然良くないし、速度で1位だったシンガポールは料金では35位と、あまり良くない。

料金と速度のバランスを比較するためには、たとえば1Mbpsあたりの平均料金が参考になる。米国は0.43ドル、シンガポールは0.05ドル、香港は0.10ドル。シンガポールがなかなかいいが、日本は0.06ドルで、シンガポールに肉薄している。

さらに、平均速度と1Mbpsあたりの料金をかけ合わせると、平均的なブロードバンドサービスの料金が出るのではないか。やってみると、シンガポールは85.56ドル、米国は88.73ドル、香港は74.60ドル。日本は34.58ドル。

やはりなんだかんだ言っても日本のブロードバンドは安くて速い。