前のアパートから驚きの請求書が来た(その5)


クリスマスに引っ越しをしたら、前のアパートから驚きの請求書が来て、法外な金額が敷金から差し引かれてしまい、返金を要求しているがなかなか処理してくれない件の続編。

前のアパートの契約の最終日が12月25日だったので、その日に管理オフィスに鍵を返しに行ったら、クリスマスでオフィスが閉まっていた。仕方がないので翌日再度オフィスに行って鍵を返した。

これにより、管理会社側では契約期間を1日過ぎて退去したとの記録が残ったようで、最終的な敷金返還の際に、家賃や駐車場代やペットの追加家賃などをすべて合計した金額が日割りされて1日分で約100ドルと、家賃の支払いが後れた際にかかるペナルティが100ドル請求された。12月分の水道光熱費の日割りも25日分のはずが26日分請求された。

これはおかしいじゃないかと文句を言ったら、何度目かの督促の末にやっと修正版の計算書を送って来たが、家賃の日割り分が削除されただけで、駐車場代は削除されず、ペット追加家賃の日割り分は削除されるどころか最初の請求書よりも5ドル程度増額されていた。さらにペナルティも削除されず、12月分の水道光熱費も26日分のままになっていた。

またおかしいじゃないかと文句を言ったら、修正するとの返事は来たものの、修正した計算書がなかなか送られてこなかった。その代わり、退去時のスタッフの対応はどうでしたかというアンケートが送られてきた。

せっかくなのでアンケートに回答することにした。評価を「最低」にして、コメント欄に今までの経緯を書いて早く処理してほしいと訴えた。それから2週間位経っても何も動きがなかった。

ここまでが今までのあらすじで、ここからが新たな展開。

2週間以上待っても何も返事がなかったので、いったいどうなっているのかとメールで督促したら、まだ処理中だとの返事が来た。

いつまでかかるのかと聞いたら、処理が確定してから10日かかるとの返事が来た。

いつ処理が確定するのか、もう1か月以上も待っているのに、と文句を言ったら、それに対する返事はなく、突然、修正した計算書が送られてきた。督促しないと送らない方針か。

ところが、修正後の計算書は、駐車場代とペナルティは削除されていたが、ペットの追加家賃はさらに増額されて、最初よりも30ドル以上増えていた。さらに水道光熱費の日割り分も26日分のままになっていた。

ペットの追加家賃と水道光熱費の件を質問してみたら、12月分のペットの追加家賃はこれで間違いないとの返事が来た。つまり、最初の請求書が間違いだったという主張だ。水道光熱費の件には触れていない。

一度に全部を処理せず、少しずつ小出しにする方針のようで、こちらかの質問に対する返事も部分的にしか答えない方針のようだ。

そのため、何度メールでやりとりしてもなかなか問題が解決しない。そのうち根負けして諦めるのを待つ作戦か。

そんな作戦には乗らないぞと、とことん追求して間違いを正そうと思っていたが、そろそろ疲れてきた。こんな連中にいつまでも付き合ってはいられない。

さらに要求してたとえ修正されたとしてもせいぜい数ドル程度の話。まあいいかという気になってしまう。

今回の教訓は「クリスマスの引っ越しには気をつけよう」。