アパートの家賃設定がルームシェア対応になっていた。
カリフォルニア(SFベイエリア)のアパートの家賃高騰があまりにもひどかったので、2年前にアリゾナに引っ越したが、カリフォルニアの家賃高騰はまだ続いているのか気になり、前に住んでいたエリア付近の家賃を調べていたところ、面白い家賃設定を見かけた。
Equity Residentialが管理するサンマテオのPark Placeというアパート。
寝室の数に応じた家賃のほかに「シェアード」という家賃が設定されている。ルームシェア用の家賃で、2寝室の物件を2人でシェアする場合の1人分の家賃が表示されていた。もちろん、3寝室を3人でシェアすることも可能だろう。
さらにその下には、この物件でルームメイトを探している人のプロフィールや写真も表示され、容易にマッチングができるようになっている。ルームシェアをしたい人にとっては誠に便利なシステムだ。
何しろ、1寝室で3,211ドル以上、2寝室だと3,755ドル以上、3寝室では4,655ドル以上という家賃なので、ルームシェアでないととても住めないという人も多いことだろう。
この会社が管理している別のアパートでも同様にシェアードレートが設定されているところがある。他のアパートでも同様のシステムを導入しているところがあるかもしれない。
ところで、カリフォルニアの家賃高騰は最近はどうなのか。前に住んでいたアパートの家賃を調べたら、住んでいたときの最後の家賃よりも100ドル位値下がりしていた。
少し下がっているようだが大きく下がってはない。高止まりしているような感じだ。これまで異常な値上がりをしてきたのだから、異常な値下がりをしてくれないと正常に戻ったとは言えない。
そのうち異常を異常と感じなくなるのではないかとの危惧も感じる。