Macが突然壊れた(その3)


仕事用に使っていたMacBook Airが突然壊れた件の続編。

電源を入れても画面にクエスチョンマークが出て立ち上がらず、ディスクユーティリティでも起動ディスクが表示されない事態となった。

サポートページによると、そういうときはAppleに相談するようにとあったので、Appleストアに駆け込むことにした。

Appleのホームページで、Genius Barの予約をした。最寄りのAppleストアに翌日の予約が取れた。

予約した時間より5分くらい早めにAppleストアに着いた。お店に近づいたときに、「スペシャリストにチェックインするように」とのメッセージがiPhoneに来た。お店に近づいたのがわかったのか。

店内には大勢の客がいて、スタッフも沢山いるようだったが、どのスタッフも顧客対応をしていたり作業をしたりしていて、ぶらぶらしているスタッフはいない。受付のようなものもない。

誰か手の空いたスタッフはいないかとしばらく探したが、誰も手が空かない。「いらっしゃいませ」と近寄ってくるスタッフもいない。

予約した時間を5分過ぎてしまった。仕方がないので、近くにいた作業中のスタッフに声をかけた。「スペシャリストにチェックインするにはどうしたらいいのか」と聞いてみた。作業の手を止めて、快くiPhoneでチェックインの手続きをしてくれた。

それはそれでありがたかったが、スタッフの助けを求めている顧客はいないかと常に気を配ってくれたらもっとよかった。

大きなテーブルの一角に座って待つように言われた。10分くらい待たされた後、女性のスペシャリストがやって来て、テキパキとMacを見てくれた。

まずは普通に電源を入れると立ち上がらず、画面にクエスチョンマークが出た。そうだろう、そうだろう。何度かやり直していたが同じ結果。

いくつかのキーを同時に押しながら電源ボタンを入れるということもやっていた。おそらくPRAMのクリアなどをしているのだろうと思われた。どれもダメだった。

LANケーブルをつないで別のOSを選んで立ち上げることも試みたが、これもダメだった。何度目かのトライでもなかなか立ち上がらないので、あと5分待っても立ち上がらなかったら、次の手を考えようということになった。

5分待ったが立ち上がらなかった。

次の手というのは、このMacを別の部署に送って、中を開けて詳細に調べるというもので、日数は4-5日かかり、費用は最低でも540ドルくらいかかる可能性があるとのことだった。トラブルの内容によってはもっとかかることもあるのだろう。

どうするかと聞かれたので、そんなにかかるのなら新しいMacを買った方がいいので、それ以上の対応は不要と答えた。

実は、こんなこともあろうかと思って、新しいMacBookを注文済みだ。