iPhone 12はXfinityでも割引


Xfinity MobileがiPhoneを割り引きするプロモーションをしている。

Xfinity Mobileのwebサイトより

ComcastのMVNO事業であるXfinity MobileがiPhoneのプロモーションをしている。XfinityでiPhoneを購入すると本体価格が250ドル割り引きされるというもの。

「最大250ドル」ではなく単に「250ドル」なので、必ず250ドル割り引きされるはずだ。iPhone 12だけでなく、Xfinityが取り扱っている新品のiPhoneならどの機種でも250ドル割り引きされる。

新規顧客でも既存顧客でも利用可能だが、250ドルの割引方法は新規と既存で異なり、その違いを反映してか、新規の場合は「$250 Off」、既存の場合は「$250 Back」と説明している。

新規顧客向けの「$250 Off」は、他社から乗り換えてiPhoneを24回の分割払いで購入し、電話番号をXfinityに移行することで、250ドルが24回に分けて月々割り引きされる。

既存顧客向けの「$250 Back」は、新品のiPhoneに機種変更して30日以内にアクティベーションすることで、16-18週間で250ドル相当のVisaプリペイドカードの形で返金される。

大手3社のプロモーションに比べると割引額は小さいが、大手3社は一定の既存端末を下取りに出すことを条件にしているのに対して、Xfinityは下取りの条件が付いていないのが大きな違いだ。

たとえばVerizonの割引額は最大800ドルで、その内訳はeギフトカードで250ドルが返金され、既存端末の下取りで最大550ドルが24回に分けて月々返金される。

またAT&Tの割引額も最大800ドルであるが、これは既存端末の下取りで最大800ドル(端末の査定価格が95ドル以上の場合。端末の査定価格が35ドル以上94ドル以下の場合は最大350ドル)が30回に分けて月々返金される。

Xfinityでは既存端末の下取りを250ドル割引の条件にはしていないが、別に中古端末の下取り制度もあり、希望すれば下取りをしてもらって一定額を受け取ることも可能。

という訳で、Xfinityの方が比較的柔軟性がありそうだが、どこのプロモーションが一番お得なのかについては既存端末の査定額によっても違ってくることになり、一概には言えない。