Boost Infiniteのベータサービスを使ってみた。
Boost InfiniteのSIMカードが届いたので、早速手持ちの古いスマホ(iPhone 8)に入れて使ってみた。
事前にスマホをWi-Fiにつないでアプリをインストールするよう指示があった。インストールしてログインすると、SIMカードがアクティベートされたとのメッセージが表示された。
事前にアプリをインストールしたのはそれに従って何か操作をするためかと思ったら、そうではなく、単にSIMをアクティベートするためだったようだ。アプリにログインした後はそのまま普通にスマホが使えるようになった。
T-MobileのSIMが入っている別のスマホ(iPhone XS)と回線速度を比較してみることにした。
なお、Boost InfiniteはT-MobileとAT&Tの回線を利用してMVNOとしてサービスを提供しているが、スマホの画面上は「Boost Mobile」と表示され、どちらの回線を使っているかは明示されない。
まずは家の中と近所。我が家はもともとT-Mobileの電波が弱いが、家の中ではCoxの固定インターネットをWi-Fi経由で使っているのでそれほど支障はなかった。両スマホのWi-Fiをオフにすると、どちらも画面上部に「LTE」が表示された。
測定結果(下り/上り Mbps)
T-Mobile Boost
(家の中)
1回目 エラー 8.31/0.21
2回目 0.56/0.03 19.2/0.18
3回目 エラー 35.1/1.02
4回目 5.87/0.06 39.5/4.82
(家の外、近所)
5回目 4.15/1.53 36.3/0.10
市街地のショッピングモール内でも試してみた。
(ショッピングモール内)
6回目 50.1/4.23 171/20.2
7回目 82.2/15.7 191/20.3
8回目 32.7/4.43 59.2/13.1
9回目 60.4/7.12 151/17.0
郊外の観光地へ行った際にも試してみた。
(高速道路走行中)
10回目 157/23.6 90.4/34.0
(郊外の電波塔の下)
11回目 274/5.96 79.9/19.7
(郊外の観光地)
12回目 75.7/9.31 54.0/6.57
13回目 64.7/5.71 7.86/0.10
14回目 39.4/7.64 47.5/1.73
(高速道路走行中)
15回目 79.4/17.3 73.1/2.69
下り速度だけをグラフにしてみた。
全部で合計15回ほど試してみたところ、家の中や近所や市街地のショッピングモールではBoost Infiniteの圧倒的勝利、高速道路走行中はどちらも良好だが特にT-Mobileが快調、郊外では場所にもよるが、T-Mobileの方がやや優勢といったところか。
概してT-Mobileは良い時と悪い時のギャップが大きいが、Boost Infiniteは大体どこでも安定しているという印象を受けた。