Facebookには36種類の顔がある


Facebookユーザーの人格は36種類に分類されるとの調査結果がある。いわゆる「ネット人格」だ。良い人、悪い人、醜い人、親切な人、天真爛漫な人、等々、ネット上の発言や行動にも性格が出るようだ。

36種類すべてを取り上げるのは大変なので、最初の5つだけ紹介すると、

1. 一番乗り人間

このタイプの人は、コメントを誰よりも先に投稿することに全精力を費やす。常に新しい投稿を見つけては真っ先にコメントをつけて喜びを感じる。コメントの内容はどうでもいい。一番であることが大切だ。

2. 一番乗りハンター

このタイプの人は、一番乗りタイプの人が許せない。一番乗りのコメントに対して徹底的に文句をつける。一番乗りタイプの人間がいかにむかつく存在であるかを知らしめる。そしてすぐに立ち去り、そのスレッドには二度と戻って来ない。

3. 毛嫌い人間

何でも毛嫌いするタイプ。新しい製品が出たとすると、どこか劣っているところを探し出して、痛烈な批判コメントを下品なまでに書き込む。

4. 礼儀正しい毛嫌い人間

この人の批判コメントはエッセイのように長く、信じられないほど受動攻撃的。常に人気のサイトを見回っている。

5. 競合製品ファン

ファンページの製品がなぜ駄目なのか、競合製品がなぜいいのかを説明しまくり、コミュニティをかき乱す。時として中傷に発展する。

ところで、ネット上の人格は現実世界の人格とずいぶん違うことがよくある。現実世界では大人しい人が、ネット上ではやけに活動的になったり饒舌になったりすることがある。

どちらが本当の人格かというのはなかなか難しい問題だ。通常は現実世界の人格が本当の人格だと思いがちだが、現実世界の人格が本当の人格である保証はない。人前では自分を取り繕うということもある。

車の運転に性格が現れるように、案外ネット上の人格の方が本来の人格が現れやすいということもあるかもしれない。または、どちらも本当の人格ではないかもしれないのでややこしい。

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