AppleがAppleストアでのiPhone販売を拡大しようとしている。
9to5Macによると、6月の最終週からAppleストアでAT&TとT-Mobileのプリペイドや契約なしのプラン付きのiPhoneを取り扱うようになるとのことだ。
これまでは2年契約のプランで端末補助金付きの価格で購入するか、T-Mobileの契約なしプラン付きやアンロック版を定価で購入するしかなかった。アンロック版の場合は別途SIMを用意しなければならず、その場でアクティベートしてもらうことができなかった。
それなら最初からキャリアや代理店に行った方がいいということもあった。そのうちに気が変わって、または行った先のショップのスタッフに勧められて、Androidスマホを買ってしまったということもあったに違いない。
これからはAppleストアでプリペイド版や契約なしのプランのiPhoneを購入し、その場でアクティベートしてもらうことができるようになる。
なおAppleのスタッフは、AT&Tのプリペイドプランでは月60ドル(データ上限は2.5GB)のプランを、T-Mobileのプリペイドプランでは月50ドル(LTEデータの上限が1GB)と月70ドル(LTEデータの上限が5GB)のプランを優先的に勧めるようだ。
これまではAppleストアでの販売は全体の20%に過ぎないと言われていた。Appleはこの構造を変えようとしている。iPhone 6の販売はキャリアや代理店に頼ってはいられないということのようだ。
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