お酒の配達で新たなビジネスチャンス

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今時のお酒の配達は洗練されていて便利で品揃えも豊富だ。これでビジネスチャンスも広がりそうだ。

お酒の配達と言えば、『サザエさん』で三河屋さんのサブちゃん(昔は三平さんだった)が、「ちはー、三河屋でーす」と御用聞きに来るイメージが思い浮かぶが、アメリカの今時のサービスはとても洗練されている。

たとえばTechCrunchが紹介する「Minibar」。スマホのアプリやWebサイトのメニューからお酒を選んで、注文して、配達されるのを待つだけ。

MinibarのiPhone用アプリ(iTunesより)
MinibarのiOS用アプリ(iTunesより)

品揃えが豊富で、ワイン、リキュール、ビール、サイダー(りんご酒)から選べ、さらに混合用のソーダや水や氷なども追加できる。ワインだけでも400種類近くある。

多数のベンダーと提携することで豊富な品揃えが可能になる。注文が来たらベンダーに連絡が行き、在庫の確認をして注文を確定して配達に出すというシステムができあがっている。各ベンダーのPOSシステムと連動することも可能だ。

ベンダーは商品情報をMinibarのWebサイトにアップロードして、価格もベンダーが設定する。要するに、Minibarのサイト内にベンダーがオンラインショプを開くようなもの。ベンダーはリアルの店舗を持たなくても酒屋さんの運営ができる。

顧客側には配達料や手数料などはかからない。Minibarが月末に販売額に応じた技術料をベンダーから徴収する仕組み。ただし顧客は配達人に10-20%のチップを渡すことが推奨されている。

配達はMinibarのスタッフがするのか、ベンダー自身がするのか、提携している配達人が別にいるのかは、Webサイトの情報では明らかではないが、もし配達のアウトソーシングが必要なら、DoorDashのようなところと提携するという手もある。

カクテルなど、リアルのバーで出している飲み物を提供するベンダーとも提携してもらえると面白そうだ。おつまみや小料理などを提供するベンダーとも提携すればさらに品揃えが充実する。リアルのお店を持たずにバーや小料理屋を運営することもできそうだ。

新たなビジネスチャンスが広がりそうな予感。

とはいえ、三河屋さんの御用聞きも味わいがあっていいものだ。