Uberがバスのようなライドシェア型サービスのテストをしている。TecCrunchが紹介している「スマートルート」というオプション。
基本的にはカープール型のUberPOOLだが、決まったルート上を走行し、料金が通常より1ドル以上安くなるというもの。
利用者にとっては少し歩かなければいけなくなる場合があるものの、少し安く乗車できる。ドライバーやUberにとっては効率的に運行できてガソリン代などのコストも削減できる。
今のところは、サンフランシスコのダウンタウンの2ルートでテスト中だ。テストではあるが実際に乗車できる。
TechCrunchのライターが試乗したところ、料金は4.19ドルで、路線バス(2.25ドル)の2倍よりは安かったそうだ。
試しにUberアプリを開き、UberPOOLを選択してみると、確かにスマートルートの設定されている道路が緑色で表示されていた。
利用者が増えればバスのように大勢乗れる車両が導入されるかもしれない。
ついでに既存の路線バスもすべてUberのアプリで乗れるようにしてはどうだろうか。
そうすれば次のバスが今どこにいて、あと何分くらいで来るのかがわかる。料金の支払いはアプリ上でできるので現金やバスカードを持ち歩く必要もなくなる。乗車チケットを発行する必要もなくなる。
Uberがバスになる。バスがUberになると言うべきか。いずれにしても便利な交通手段がまた1つ増えそうだ。