アジア通貨危機、軍事クーデター等、経済・政治的に不安定で先行き不透明だったタイも、ようやく回復の兆しを見せている。 携帯電話は未だ2Gサービスが中心だが、政治的混乱のために周辺諸国より遅れをとっていた …

タイのTrue Corp.（以下「True」）は、首都バンコク圏を主要地盤とする民間事業者である（携帯電話は全国規模）。 財閥系企業であり、農・食品業を中心とするタイ最大のコングロマリットであるCP（ …

停滞していたタイ電気通信市場の自由化がようやく始まった。2004年10月1日に正式に発足した国家通信委員会（NTC）は、2005年に入り本格的に始動、自由化へ向けての取り組みを次々と開始した。しかし、 …

2005年1月、タイの国有事業者CAT TelecomのCDMA網拡充プロジェクトを中国メーカーのHuawei（華為）が落札した。Huaweiは2年間に1,600の基地局を建設し、プロジェクトを終了す …

第2世代携帯電話（2G）においては、ヨーロッパで研究・開発されたGSMが世界を席捲し、グローバルスタンダードとしての地位を確立した。アジア地域もその例にもれず、日本と韓国を除き、ほとんどの国においてG …

タイ携帯電話市場は、増加のピークとなった2002年に比べ、2003年には伸び率が鈍化し、加入者の純増数は各事業者とも前年より大きく減少した。2004年に入り、シェア拡大を図って各社は続々と新サービスの …

タイで唯一のCDMA2000 1X方式の携帯電話会社であるHutchison CAT Wireless Multimediaは、2003年9月にKDDIのGPSシステムを採用すると発表するなど、比較的活発な動きを見せている。同社の最近の動向について概観する ... …

ASEANのなかでも人口の多い国であるタイ、ベトナムにおいてcdma2000方式による携帯電話サービスが開始あるいは予定されている。これらの動きについて概観する。 …