カテゴリー:ライフスタイル

サブスクトレンド2023<br>〜世界の通信キャリアが志向し始めた「サブスクポータル」ポジション

サブスクトレンド2023
〜世界の通信キャリアが志向し始めた「サブスクポータル」ポジション

ライフスタイル, 沖賢太郎

今や日常的な言葉になりつつある「サブスク」。現在のサブスクはどのようになっているのか?複数回に渡って世界のサブスクトレンドを紹介することで、サブスクの現在地を示そうと思う。初回は、世界で登場している「サブスクポータル」にスポットを当てる。

賞味期限間近の食品でも儲かる ~6000億円超の新市場に中国企業が挑む

賞味期限間近の食品でも儲かる ~6000億円超の新市場に中国企業が挑む

ライフスタイル, 劉亜菲

世界では年間約25億トンもの食料が捨てられている。これは、生産される食料の約4割にあたる。昨今、サステナビリティへの取り組みが各方面で模索されているが、食品ロス削減は生活者ひとりひとりの努力に結び付くので筆者にとっても身近に感じている。日本でも、賞味期限間近の商品を販売するお店が出てきているが、中国では、大手資本も参入し、急成長している。

イノベーションの視野を広げる「ハレとケ」の視点

イノベーションの視野を広げる「ハレとケ」の視点

ライフスタイル, 畑中梨沙

このところ健康に気遣い、食生活を見直している。半年ほど前から、一汁一菜の食事を実践し、「ハレとケ」を意識するようになった。「ハレとケ」とは、日本に古くからある時間の概念で、「ハレ」(晴れ、霽れ)は祭りや儀式、年中行事などの特別な日(非日常)を、「ケ」(褻)はそれ以外の普段の生活(日常)を表し、日本民俗学の創始者である柳田 國男 氏が見出したとされている。今回は、一汁一菜に代表される「ケ」の視点から、暮らしの豊かさについて考えてみたい。

鑑賞だけではない、ミュージアムが提供するスペシャルな体験(後編)<br>〜美術館に泊まり、博物館で踊り明かす

鑑賞だけではない、ミュージアムが提供するスペシャルな体験(後編)
〜美術館に泊まり、博物館で踊り明かす

ライフスタイル, 沖賢太郎

世界のミュージアムの中にはスペシャルな体験機会を提供しているところがある。ミュージアムが持つ価値を活かすことで、人々にミュージアムをより身近に感じてもらうとともに、ミュージアムの新しい収入源にしている。前回は大人向けの体験に着目したが、今回取り上げるのは子供向けのものだ。いずれもミュージアムでのお泊まりイベントであり、一生の思い出になりそうなものばかりである。

鑑賞だけではない、ミュージアムが提供するスペシャルな体験(前編)<br>〜美術館に泊まり、博物館で踊り明かす

鑑賞だけではない、ミュージアムが提供するスペシャルな体験(前編)
〜美術館に泊まり、博物館で踊り明かす

ライフスタイル, 沖賢太郎

我々生活者にとってミュージアムとは展示品を鑑賞する場所だ。しかし世界のミュージアムには、それ以外の特別な体験機会を提供しているところがある。そしてこれがすごいのだ。このコラムシリーズでも何度も取り上げているが、衣食足りた現代では体験の重要度が増している。世界のミュージアムが提供するスペシャルな体験とはどのようなものなのか。ミュージアムの新たな在り方のヒントを探っていこう。

デジタルアートによる新しい食体験<br>〜小さなシェフが駆け回り、花が咲き乱れる

デジタルアートによる新しい食体験
〜小さなシェフが駆け回り、花が咲き乱れる

ライフスタイル, 沖賢太郎

今回取り上げたいのは「デジタルアートと食」だ。少しずつではあるが、デジタルアートによる食体験の刷新を目指すサービスが出てきているため、それらを紹介していきたい。このところ理屈モノのコラムが続いたので、今回は目で楽しめるものにできればと思う。

なぜマスプロダクトはヒットしづらくなったのか(後編)〜マスプロダクト受難の時代における成功の共通点

なぜマスプロダクトはヒットしづらくなったのか(後編)〜マスプロダクト受難の時代における成功の共通点

ライフスタイル, 沖賢太郎

前回のコラムでは、マスプロダクトがヒットしづらくなった理由を大局的に振り返った。その際、生活者のニーズ別に、世の中の商品を便宜的かつ簡易的に3つに分け、各領域でマスプロダクトが生まれづらくなった主な理由を考察していった。今回は、このマスプロダクト受難の時代の中での成功事例に着目しようと思う。近年の新しい潮流の1つとして見られるのは、「体験」が伴う商品への支持だ。各領域を順番に追っていく。

なぜマスプロダクトはヒットしづらくなったのか(前編)

なぜマスプロダクトはヒットしづらくなったのか(前編)

ライフスタイル, 沖賢太郎

「ニコン、一眼レフカメラ開発から撤退 60年超の歴史に幕」と日経新聞(2022年7月12日)が報じた。報道後すぐにニコンが声明を出し、この「撤退」というのは日経の憶測であり、実際は一眼レフカメラの開発を「停止」しているのだと訂正した。撤退ではないとはいえ、なぜ世界的なカメラメーカーが開発を停止するに至ったのか?それは当然ながら以前のように売れなくなったからだろう。