不正選挙の公聴会は騒然


不正選挙に関して開催されている公聴会は結構騒然としている。

大統領選挙における不正行為の疑いに関し、いくつかの州で公聴会が開催され、証人による証言などで不正の証拠が多数明らかになっている。12月3日に開催されたジョージア州の公聴会では「爆弾級の」監視ビデオの映像が公表されて騒然となった。

12月2日に開催されたミシガン州の公聴会も別の意味で騒然となった。トランプ大統領側のジュリアーニ弁護士とエリス弁護士が多数の証人とともに出席し、選挙の投票・集計における多数の不正行為について証言したものだ。

騒然となったのは、証人に質問をする立場のジョンソン議員がたびたび関係のない質問をしたり、質問をせずに持論を話し始めたり、証人を脅すような発言をしたりしたことが主な原因だ。

あまり品行のよろしくない議員がいることも驚きだが、別の議員からも、多数の不正の事例があったのはわかったが、具体的に議会にどうしろと言うのかとの質問が出たのには驚いた。

全体的には不正に関する多数の事例を出されても、議員側には危機感や切迫感がなく、むしろ黙殺・封殺しようという雰囲気さえ感じさせる。少なくとも積極的に不正を究明しようという姿勢はなく、議員側の腰の重さを感じさせる公聴会となった。

不正に対して議会がどうすればいいのかについて、ある議員が、確かに不正の事実があったという書類を作って、それに議員が署名して、それに基づいて誰が当選したのかを議会で調査して決定することを要求しているのかと、遠慮がちに質問したのに対し、ジュリアーニ弁護士が、「私が要求しているのではない。合衆国憲法がそうすべきだと言っているのだ」と答えた場面が印象的だった。

なお、これまでに明らかになっている不正行為の実態については、トランプ大統領が「これまでで最も重要な発表」の中でまとめて伝えている。

不正の構造は民主党だけでなく共和党をも侵食し、他の州や連邦レベルの議会、行政、司法機関にも広範囲に及んでおり、外国勢力とのつながりも指摘されていることから、もはや共和党と民主党の戦いではなく、民主主義と社会主義・共産主義・全体主義の戦いになっているとの声が多く上がっている。

いまだかつてない壮大なスケールの陰謀ドラマを観ているようだ。