ComcastのXfinityインターネットを申し込んだが、セルフ・インストレーション・キット(SIK)が届かないので、カスタマーサービスに相談してみた。
XfinityのサポートページのFAQで似たような質問がないか見てみたが、SIKで設置作業をする方法などについての質問はあったが、「SIKが届かないのだが、どうしたらいいだろう」といった質問はなかった。みんなにはちゃんと届いているのだろうか。カスタマーサービスにチャットで相談することにした。
チャットに入る前に用件を入力する場所があったので、以下のように事情を説明した。
「Xfinityインターネットを申し込んだが、SIKが届かない。UPSのトラッキングでは配達済になっていて、エイミーという人が受け取ったことになっているが、実際には配達されていないし、エイミーという名の人はいない」
カスタマーサービスの担当者がチャットに応答した。「問題ない。SIKは最寄りのComcastのオフィスで受け取れる」と言って、教えてくれたのは、車で高速で飛ばして18分位かかるサンマテオのComcast。もっと近くにないのか。
さらにアカウントの詳細を確認し、「ビジネスアカウントか」と言うので、「いや、個人のアカウントだ」と答えた。
「ビジネスアカウントとして登録されている」と言う。しかも「ビジネス用のアカウントに住宅用の割引レートが適用されている」とのことだ。
それは明らかにそっちのミスだろう、と文句を言おうと思ったが面倒なので、「確かに個人のアカウントで申し込んだはずだ」とだけ伝えた。
「住宅用サービスに変更してもいいか」
「いい。(と言うより、最初から住宅用サービスを申し込んでいるので、変更していいかなどと聞くまでもなく直ちに訂正してほしい)」
「住宅用サービスの担当に代わる」
今チャットしていた相手はビジネス用サービスの担当だったのか。
住宅用サービスの担当者が出てきた。「ご用件は何ですか」と聞くので、同じことを説明した。これまでの会話内容は引き継がれていないのか。
「これまでの経緯を確認するので、少しお待ちを」
事前にこれまでの経緯を確認してから、チャットに出てきてほしい。
しばらく待たされてから、「こちらの記録ではSIKは正しい住所に配達されている。トラッキング番号はXXXXだ」との返事。
「だから、UPSのトラッキングでは配達済になっていて、エイミーという知らない人が受け取ったことになっているが、実際に届いていないので、相談しているのに、何を的はずれなことを言っているのか」と、電話なら多少怒りのニュアンスを込めて伝えたいところ、チャットではそうもいかなかった。
そのとき、「問題ない。モデムは自分のものを使うのなら、SIKはなくてもサービスはアクティベートできる」と、驚くべき情報が耳に入ってきた。
何だ、SIKはなくてもいいのか。それならそうと言ってくれればいいのに。
モデムをつなげばすぐに使えるようにアカウントの設定をしてくれたと言うので、翌日、引越し先のアパートに行ってモデムをつないで試してみることにした。