FordとMITが共同で、オンデマンド電動シャトルを開発している。
TechCrunchによれば、FordとMITは共同開発した電動シャトルにより大学内でオンデマンド配車サービスを運用する計画だ。
特別なシステムにより、学生がアプリで配車を依頼すると、シャトルがすぐにやってくる仕組みを作った。
その特別なシステムとは「LiDAR」というセンサーシステムとカメラを併用して、歩行者の動きを測定・予測するとともに、天候や授業スケジュールなどのデータを総合して需要を予測し、最適な居場所を運転手に知らせるというもの。
自動運転車用のライダー(LIDAR)システムはコストが高いのがネックで、これが自動運転車の実用化を妨げる要因にもなっている。
Ford/MITの「LiDAR」システムは解像度を低くして、コストを抑えている。これにより、低コスト・低料金のオンデマンド配車サービスが可能になる。
これがうまく行けば自動運転車の実用化と普及にも弾みがつきそうだ。