顧客満足度はやはりApple


アメリカ顧客満足度指数(ACSI)が発表された。携帯端末メーカー部門でAppleの満足度の高さが際立つ。

AppleはこれまでACSIの携帯端末メーカー部門には入っていなかったが、今回初めて含まれた。同様に今回仲間入りしたのがLGとHTCとRIM。

ユーザーにインタビューした結果は100点満点のスコアで評価され、Appleが83と業界で最高。今までの携帯端末メーカーでは77が最高だった。

業界平均値は2010年をピークに年々下がっている。2010年が76、2011年が75、そして今回の2012年が74。Appleの83をもってしても前年より低下、ということは他に足を引っ張ったメーカーがいるということ。

中でもRIMが69で一番足を引っ張ったのだが、その他MotorolaもSamsungも軒並み低下している。Appleが出てこなかったら、どんなにつまらない業界になっていたことか。

目を転じて、携帯キャリアのスコアを見てみると、なぜかSprint Nextelが好成績だ。「その他」の中小キャリアを除くとSprintが2011年と2012年は連続で首位をキープ。

VerizonとT-Mobileが下降気味。AT&Tが大幅に改善しているのが目立つが、それでもT-Mobileと最下位の座を共有している。

ところで携帯を含むICT業界全体の2012年のスコアは71.9。これは行政サービスに次いで低いスコアだそうだ。

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