iPhone 8よりも7の方が売れている


iPhoneの最新機種「iPhone 8」の販売が開始されたが、売れ行きはイマイチで、先代の「iPhone 7」の方がよく売れているそうだ。

ブローカーのKeyBanc Capital Marketsがキャリアのショップでのサーベイ結果を引用して明らかにしたと、Reutersが報じた。。

ほとんど変わらないiPhone 8と7(Appleのホームページより)

iPhone 8の売れ行きがよくないだろうということは、同時に上位機種のiPhone Xが発表されたことである程度予想されていた。

常に最上位機種を求めるユーザはiPhone Xの登場を待つはずだ。

最上位機種にこだわらないユーザは通常ならiPhone 8/8 Plusを選ぶところ、今回のiPhone 7/7 Plusから8/8 Plusへの進化はあまり大きな改良点がないので、iPhone 8を選ぶくらいなら、それよりも安いiPhone 7を選んだ方がお得感がある。

さらに、キャリアのプロモーションが活発でないこともiPhone 8の販売不振の一因、と同記事は指摘している。

たしかにiPhone 7/7 Plusが販売開始されたときは、T-Mobileなどが本体無料のプロモーションなどを活発に展開したが、今回は比較的静かだ。

iPhone 8はT-Mobileの600MHz周波数に対応していないこともあり、T-Mobileの販売活動が不活発となり、他のキャリアにも不活発さが伝染したのではないか。