Dunkin’ Donutsの成長戦略


Dunkin’ Donutsは成長戦略の一環として、午後の売上増を目指している。

Dunkin’ Donutsを運営するDunkin’ Brandsが向こう3年間の成長戦略を発表した。これまでは午前11時までの売上に注力してきたが、これを継続しながら午後の売上増を図る。

具体的には、プレミアムティーとフローズンドリンクを拡充しつつ、エスプレッソ系のメニューも増やす。また、「エッグ・チーズ・ウエイクアップ・ラップが2個で2ドル」や「2ドルのミディアム・ラテ(アイスまたはホット)」のバリューメニューを、午後2時から6時まで提供する。

Dunkin’ Donutsのホームページより(以下同じ)

Dunkin’ Donutsも他業界と同様、厳しい競争に晒されているが、「ドーナツだけじゃない」を標榜しているので、メインの競争相手としてはStarbucks、McDonald’s、Burger Kingなどが想定されている。

そのせいか、ドーナツに関するプロモーションやリワードなどの特典があまり充実していないところが物足りない。もっとKrispy Kremeを意識した販促活動を提案したい。

一方、ライバルのStarbucksは、Dunkin’ Donutsとの競争に立ち向かうため、店舗を所有からリースへと比重を移してコスト削減で競争力強化を図ることとしている。

Starbucksにはドーナツメニューの拡充を提案したい。